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金なし、知識なし、経験なし、から始めるお店探し①外せないポイント

こんにちは、ばるじぇのの太い方です。

今回は、飲食店未経験の会社員が、どんなケチケチな観点で店舗を探し始めるかという話になります。

初めましての方はこちら自己紹介です。

借金だけは避ける戦法

さて、飲食店をはじめるにあたって、全くの知識も経験もないぼくは、当たり前ですがなるべくリスクの低いお店づくりが必要だと考えました。

ぼくにとってのリスクは、ただひとつ、借金を背負うことです。

お金を稼ぐ目的ではないにせよ、生きていくにはお金が必要なので、最低限食い繋ぐには借金だけは避けたいところ。

さて、飲食店開業におけるイニシャルコストといえば、

  • 賃貸の敷金礼金

  • 改修費

  • 器具、備品費

さらに、ランニングコストといえば、

  • 家賃

  • 人件費

  • 広告通信費

  • 原材料費

  • 水道光熱費

  • その他保険費、消耗品費、税金など

でしょうか。結構ありますよね。

特にリスクを回避する上では、ランニングコストは極力抑えたいと考えました。

「今月お客さんをあと20名呼び込まなきゃいけない」
「利益がでないから、材料費をケチろう」

毎月の損益分岐点を超えるがために、こんな思考に陥りそうだと思いましたし、性格的にも長続きしないと感じたからです。

したがって、ぼくが開業するにあたって外せないポイントとしたのは、次の3点です。

  1. 住居兼店舗にする

  2. 従業員は雇わない(ワンオペ)

  3. 妻に会社員を続けてもらう

ロールモデルは町の呉服屋さん

まず、言わずもがな、町の中華料理屋さんや呉服屋さんが潰れないのは地域に愛されてるのもあると思いますが、1と2を満たしている場合が多いと思います。

ぼくも住居と店舗の家賃光熱費の二重苦は無理だと思いましたし、人の仕事人生を預かれるほどのキャパシティはまだ持ち合わせていません。

続くかどうかもわからない店にアルバイトや社員を計算に入れることは難しいと思います。

また、住居兼店舗に関しては、妻の要望でもありました。

それは、子どもが学校から帰ってきた時に家族が必ずいる温かみと、限られたコミュニティだけではなく地域の多様な人と触れ合える機会がほしいから。という理由です。

蛇足ですが、元々妻は、ぼくと真逆のコミュニケーションモンスターで、昔からそういった地域のコミュニティ創りや「共生」「共同体」みたいなワードを人生のテーマにしているようなそっち系の人です。

(一時、元手もないのにコミュニティ作るためのアパート経営やろうとしたことも)

ただ、今回はぼくも単純に面白そうだなと思ったので100%賛同しています。

そして、3点目の「妻に会社員を続けてもらう」ですが、これが最重要項目です。

要は、大黒柱になってもらうのです。

大の男が胸を張って宣言することじゃありませんが。

もちろん夫婦で切り盛りする飲食店に憧れはありますが、デメリットの方が大きいと考えました。

  • 夫婦喧嘩が頻繁しそう

  • 安定した収入を失う

特に収入面。
飲食店は基本フロー型ビジネスですが、それに加えて、在庫を抱えないストック型ビジネスとして捉えるわけです。

どういうことかというと、ばるじぇのというひとつの飲食事業者があるとして、妻は「他事業で毎月売上を立てるエース社員」です。

ちょっと自分でも何を言ってるかわからなくなってきましたが、妻は会社員を続けたいと思っているのと、フルリモートで働ける会社に勤務しているので、そこがぼくにとって大きなラッキーだったということでしょうか。

第二の人生全てを妻に甘えるわけではありませんが、使えるものは妻でも使うことで、ソフトランディングしていければと思います(感謝)。

まずは知り合いの建築士から話を聞く

前述の3つの外せないポイントを引っ提げ、いざ、お店探しです。

当初の優先順位では、①千葉市、②金沢市というそれぞれの故郷のいずれかに住居兼店舗を構えようとしていました。

ちなみに住んでいる都内某所も一瞬考えたのですが、やはり土地代がべらぼうに高く、すぐに立ち消えました。

まず、コミュニケーションモンスターの妻が、知り合い建築士さんとの話し合いの場を設けてくれました。

住居兼店舗どころか、家を建てるのも初めてなので、妻共々、3時間くらい話を聞きました。

お話を要約すると、

  1. まずは不動産屋にあたって土地を探せ

  2. 同時にファイナンシャルプランナーと話せ

ということでした。

その理由は、土地は情報戦なので、アンテナを広く張っておくことで良い物件情報を仕入れるため。

また、ファイナンシャルプランナーに相談するのは、どのくらいのローンが組めるかを知るため。でした。

ちなみに建築士さんの話だと、ぼくたちの収入だったら5〜6000万円はローン組めるんじゃないか?という見立てでした。

正直、嘘つけと思いました。

そんなこんなで、建築士さんの紹介でファイナンシャルプランナーの方と打ち合わせに。

これは長くなってしまうので次回に…。
次回は、こちら

  • 老後に1億近く貯まるという話

  • 初めて町の不動産屋に入った話

この辺りまで進めます。そしてその後、

  • 千葉が無理すぎた話

  • 金沢の寺に住もうとした話

まだまだ終わんないですね…。
あと10個くらい書き残したいことあります。

兎にも角にも、
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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