金なし、知識なし、経験なし、から始めるお店探し② FP相談と土地探し
こんにちは、ばるじぇのの太い方です。
初めましての方、よろしければ、
自己紹介はこちらです。
シリーズ前編はこちらです。
さて、前回は住居兼店舗を探すためには、不動産屋とファイナンシャルプランナーに話を聞きなさい、というご指南を受けたところまでを書きました。
今回は、ファイナンシャルプランナーへの相談と不動産屋でのお話をまとめます。
結論、予算は5,000万円に
さて、人生で初めてファイナンシャルプランナーという肩書きの方とお会いし、お金のお話を聞きました。
流れとしては、事前に提出した夫婦の月の収入と支出を記載したシートを基に、ライフイベントに沿って話が進みました。
例えば、2年後に家を建て、飲食店を始め、収入が●円に増え、子どもが産まれ、子どもが結婚し……と事細かな「想像」をする感じです。
あわせて、旅行は毎年どんくらい行くか?子どもの大学は私立か?子どもの結婚式の祝金はいくら出すか?といったシミュレーションもしました。
そして、ヒアリングの最後に「老後の資産は●●円」という試算結果が出る仕組み。
ぼくたちの結果は、
70歳で、約9,000万円でした。
「え、一桁、間違ってない?」って思いますよね。
正直これはファイナンシャルプランナーに、ガバガバなご都合主義での「想定(願望)」を伝えてしまっていたからだと思います。
世帯年収1,000万円以上、70歳まで現役、子どもは私立に行かせない、妻はボンボン出世する、とか。
さらに、疑り深い考えですが、そもそもこの試算は、ファイナンシャルプランナーがぼくたちを保険契約に仕向けるためのデータの見せ方だったのかな、と思います。
「老後にこれだけ資産があるから、保険料払っても大丈夫。むしろ、その働き手を担保するために保険入った方がいいよ」
という話です。
想像ですけれども。
(しかしその後、保険にも加入)
そんなこんなで、老後9,000万円の目算は、今ではノストラダムスの大予言的なアレですが、総論としては、
という判断をいただきました。
付け加えで、
とも。
したがって、まずは千葉での土地探しの行動開始です。
初めて、町の不動産屋に入ってみた
千葉で土地を探すため、まずは義母がお世話になっているという町の不動産屋さんをご紹介してもらいました。
アポイントまで設定してもらい、いざ訪問。
場所は妻の実家の最寄り駅(西千葉)付近です。
そもそも、町の不動産屋という名称が適切かわかりませんが、ここではアパマンショップやmini miniといった大手と比べると、こじんまりとしてクラシカルな雰囲気のある不動産屋を指します。
言ってしまえば、ヤニ色の壁紙に物件情報を貼り付け、眼鏡をおでこにかけたお爺さんが新聞紙を眺めている。そんな不動産屋です。
例に漏れず、今回の訪問先も、お世辞にも「お客さん、いらっしゃい!」という感じはしません。
義母の紹介がなければ、生涯足を踏み入れることのなさそうな領地。
こういう入りにくい場所では、紳士になる、ぼく。
ドアを開けて妻を入れる。レディファーストです。
余談はさておき、訪問結果としては、よかったです。
得られた情報をまとめると、
西千葉駅の坪単価は100万超
結構土地は出回らない(人気)
貸物件なら駅近も可
今あるのは19坪の駐車場物件
とのこと。
まず想定外だったのは、土地が異様に高いことです。
千葉市街地を舐めてました。
1件紹介を受けた土地は、西千葉駅から徒歩7分くらいのやや住宅街でしたが、19坪で3,000万円でした。
当時、上物は5,000万円くらいを想定(住居と店舗のため)していたため、トータルでゆうに8,000万円を超えてしまう概算に。
しかも19坪。
店舗に高望みはしませんが、田舎者としてはその広さの家のために高いローンを払い続けるのはモチベーションが上がらないと感じました。
一方で、駅近の貸物件であれば、家賃10数万ちょっとで空きが出そうとのことでしたが、住居と店舗の二拠点化はお財布的にも生活環境的にもNGのため断念。
結局、また土地情報が出れば連絡するとのことでその日は終話しました。
(ちなみに、不動産屋さんはとても親切で丁寧なお爺さんでした)
金沢でも土地を探すことに
千葉市での土地探しは、予算面で少し雲行きが怪しくなってきたので、「それなら土地が安い、金沢も」と視野を広げることにしました。
事前に家族会議を開き、具体的な選択肢としては、
町家(古民家)を買い取る
実家付近の土地を活用する
全く別の土地を探す
が浮かび上がりました。
1の町家は、ぼくが学生時代に一時期住んでいたことがあり、金沢らしさや物件としての付加価値があることから選択肢に。
2の実家付近の土地は、代々受け継がれてきた田畑が有り余っているため、土地代が浮かせると思い候補に(ただし、金沢市といってもかなり郊外の山の中)。
3の別の土地は、ぼくも妻も都内在住のため不動産屋に出向くのは難しく、とりあえず立てた選択肢です。
そして、長い闘いがはじまったのでした…。(続く)
日記みたいな文章になりすみません。
本当に、開業できるのでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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