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空き家再生実践塾、爆誕。

全然胸骨の痛みが取れず、ずっと寝返りを打つたびに悶えているわけだが、
そんなことばかり言ってられず、ほぼ活動を再開している。

10月20日、様々行きたかったイベントがあったが、かなり前から計画をしていた空き家再生実践塾のDAY1を開催した。

まずは、狙いについて。
私は、この実践塾に参加される全員に対し、はじめにパワポで30分ほど、なぜこの塾を始めるに至ったかを説明している。

ざっくり話すと、空き家を使って何か挑戦するときに、工事業者に丸投げすると莫大な費用がかかるので、自分でできるところはDIYで作って、挑戦のハードルを下げよう!という趣旨を説明している。
裏の意図として、空き家再生を行なっていく上で仲間の必要性を感じ、とにかく仲間集めをしたいという意図もある。

とりあえずDAY1は、空き家再生といえば、そう、天井の解体。
一番しんどい作業、だが、空家再生開始のゴングとも言うべきか、
ここからというイメージが私の中にあり、かつ、洗礼を浴びせると言うと乱暴だが、こんなに大変なのだということをわかってもらいたいと言うのもあり、少々嫌われるのを覚悟で、思い切って天井解体をDAY1に持ってきた。
8名もの猛者が集まり、爆速で天井の解体が進んでいく。
もっときつそうな顔をして欲しかったのに、みなさんとても楽しそうに作業をしてくださって、素敵な梁が姿を現した。

現れた天井を眺めて物思いに耽る

そして天井の解体をしながら、みなさんが空き家を使って何がしたいか、何を聞きたいかなど、様々な意見を交わしながら、最後に集合写真を撮って、
おそらく明日、謎の体調不良に悩まされますが、多分風邪ではありませんと言う話をして、無事DAY1が終了し、解散した。

DIT(Do It Together)のTポーズ

そしてDAY1の1週間後、DAY2が開催された。
個人的には、1番不安だったのがDAY2
内容はトイレの設置だ。

トレイの設置というのは、DIYで空き家再生する人からすると、個人的には初級クラスだと思っている。
なぜなら、設置説明書が付いているので、時間をかければ必ずできる項目だからだ。

しかし、私にとっては経験値が浅い。
これまで自分でトイレをつけたことがあるのは、たったの2回。今回が3回目の挑戦だった。
それをワークショップにしてしまうという無謀さ。

とにかく不安すぎて、前日に排水のパイプと、接続部分とを確認し、大丈夫だと思っていたが…

当日、まず想定していたよりも、時間が押してしまい、結構時間がなくなってしまった…

そしていざ、トイレの排水パイプを切った後に、まず一つ目のトラブルが発生した。
前日に使おうと思っていたソケットとは違う別のソケットを、ボンドでガチガチに取り付けてしまったのだ。
つまり、間違ったソケットを取り付けてしまったことになる。
…やってしまった。一瞬、別の項目に変えるべきかという考えが頭によぎる。

しかし、ダメだと。こんなもんだ空き家再生なんて。間違って、やり直して、やれるまでやるしかない。
そこで私はなんとかリカバリーすることを決意する。

ミスってすぐ破壊してリカバリー

「こういうパフォーマンスだったんだと言わせますよ」と調子よく笑いに変えて、内心若干焦りつつも、リカバリーに成功。

しかし、次のトラブルが発生する。
なぜか、止水栓の組み合わせが合わない…
これは初めてだった。基本、トイレはタンクと温水洗浄便座に2本のホースがつながっている。
そして、言葉で説明するのはとても難しいが、なぜか1本のホースしか、止水栓の意味をなさない組み合わせにしかできなかったのだ。

どうなってんだ、ありえない…

結局これも、解決できた。

そして次のトラブルが、水が出ないというトラブルだった。
もともと鉄菅が使われており、中に錆が溜まっていたにもかかわらず、直接トイレのホースに繋いでしまったが故に、ホースの中で錆が詰まってしまった。

これも解決し、結局トイレを時間内に取り付けることはできた。

なんとか取り付け

本当は、トイレの設置ってこんなに簡単なんだよと説明するつもりが、トラブル続きで逆に難しい印象を与えてしまったかもしれないと反省しつつ、
嬉しかったことは、DAY2に参加してくださった方の中で、複数名、DAY3以降も空きがあれば参加したいと言ってくださったことだった。

リピーターが出ると言うことは、このワークショップに価値を感じてもらえたからだと思う。
DAY3,4は一番希望が多い、畳からフローリングへの張替。
より仲間の輪を広げて、次に繋げたい。

参加者が炊き込みご飯としそジュースと味噌汁とコーヒーを持ってきてくださり、
すでに小さなコミュニティーが造成された。

ではまた。



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