四方諒

大工兼たこ焼き屋店主兼ゲストハウスオーナーです! 自分で買った古民家を自分で工事して飲…

四方諒

大工兼たこ焼き屋店主兼ゲストハウスオーナーです! 自分で買った古民家を自分で工事して飲食業許可/旅館業許可取得。 ある場所で大衆浴場許可を取ろうと画策中。 空き家相談100名突破 空き家を再生した事例10件 空き家相談も受け付けてます!

最近の記事

「雨漏り 古民家」

空き家で何か挑戦したい、住みたいといった相談が来た時、私はいつも避けたほうがいいと言っている3選がある。 「傾きがない家」 「獣臭くない、カビ臭くない家」 そして 「雨漏りがない家」 以上3つだ。 大和の古民家に引っ越しをして初めての梅雨。 なんだか家の中がすごくカビ臭い、どこから来てるんだこの匂いは 過去の記事を読んでくださっている方は知っているかもしれないが、今自宅の床が半分しかない。 そちらは今外とほぼ同じなので締め切っているのだが、どうやらそこから臭う… 確認して

    • 「チャンスの神様は前髪しかない」

      9月にある地域限定旅行業務取扱管理者試験を受けることにした。 おそらく今の三原市地域おこし協力隊のメンバーは旅行業系に携わりたいと思っている人が多そうなので、私以外にも受ける人がいるだろう。 とりあえずテキストだけ買って中をチラ見しておいた。 受かればいいな〜くらいで勉強しようと思う。 最近人に自己開示しろという割に、自分が今どんなことに挑戦しようとしていて、どんな準備をしていて、どんな考えを持っているかを全然開示できていないじゃないかと反省したので、書いてみようと思う。

      • 「頼まれごとは試されごと」

        一昨日から私のゲストハウスに、移住を検討されている方が宿泊されており、その方が千葉で「民間で図書館をされている会社」でお勤めだったので、「民間の図書館!?」ちょっと聞かせてくださいと、どっちがどっちの話を聞きにきたのかわからなくなるほど、宿泊される方のこれまでの活動や、これからどんな生活をしたいみたいな話を聞きつつ、三原に古本屋みたいな場所欲しいな〜なんて考えながら、持続性とかも考えつつ、 やっぱり図書館だけで収益作るのは難しいから、うちはこんなことで収益を出しているから赤字

        • 何をすべきか、何がしたいか

          見出し画像は初めて物件をセルフリノベーションした時の壁の下地を塗っている時の写真だ。 夜までかかってしまったが、なんだかライトアップをしているようで、かっこよくて、何枚も写真を撮ってしまったのを覚えている。 今週は、車にいる時間が長かったためか、今年の動きや、来年の動き、協力隊としての活動や、私個人の活動について、考えることが多かった。 協力隊としての活動を考えた時、(私ほど自由に活動させてもらっている協力隊もあまりいないと思うが、)やはり地域の活性化を考えた活動に寄せた

        「雨漏り 古民家」

          たくさんの空き家とそれに向き合う挑戦者

          私は3、4ヶ月に一度大阪の実家に帰ることにしているのだが、私がSNSでの発信をしていくにつれて、「私が会いたい人」そして、大変光栄なことに「私に会いたい人」というのが少しずつ増え始め、帰省に合わせて会いに行っている。 Facebookグループの空き家の会というグループの運営者の方で、以前グループ内でセミナー講師をさせていただいた時からのお付き合い。 年齢が一つしか変わらず、取り組みが面白かったので、見学させて欲しいと無理言って会いに行かせてもらった。 とても熱い思いを持って

          たくさんの空き家とそれに向き合う挑戦者

          あなたは駄菓子屋で何を買う

          大工時代、自分自身にとても良かったなと思うことは、良いものに触れることができた点だと思う。 例えば、無垢板を貼った後、オイルを塗った時にみるみる木目が綺麗に浮き出てきて、まるでだるまの目を描くような、命が宿るようなあの感覚を味わえたこと。 日本でも業界では知らない人がいないような左官屋さんが壁を塗って、その壁の断面を目で、指で感じられたこと。 そしてこの見出し画像にある、十和田石という天然石を使ったお風呂に入った時の、足の感覚。 全てが新鮮で、恐らくあの工務店に弟子入りしてい

          あなたは駄菓子屋で何を買う

          過去は変えられる

          「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけだ」 という話をよく聞く。 私自身、大学で曲がりなりにも人材育成という教育に携わり、約40名を統率する小隊学生長なるものを任されたこともあって、人をいかに教育するか、統率を取るかについて、勉強させられた。 その時にもやはり強く感じたのが、人は変えられない。変えられるのは自分だけだということだった。 これに関しては、本当にすべてのことに当てはまる。 自分がやりたいこともそうだ。基本的に私は過去の経験があるので、人に期待を

          過去は変えられる

          解体祭と旅立ち

          先週のよく晴れた日に、鷺島で行われている、Red dot schoolの授業の一環である、解体際のお手伝いに行ってきた。 このノートでも度々記事にしているが、いよいよちゃんと人が住んでいた物件の空き家の解体が始まり、ここからだなと感じている。 ちなみに、空き家の解体で最も過酷な解体が、私の中で2つある。 一つは、汲み取りトイレの解体。虫の死骸が大量に出てくるので、精神的なダメージが大きい。 そして、もう一つが、今回手伝いに行った際に行った、天井の解体だ。 天井の解体は塵の量が

          解体祭と旅立ち

          下がる売上と高ぶる気持ち

          飲食店というものは本当に厳しいもので、確か2年で半分とかが廃業するとか、5年続くのは10%もないとか、いろんなデータが上がっているが、例に漏れず私のたこ焼き屋の売り上げも、オープン当初に比べ、半分以下にまで売上が落ち込んでしまっている。 これが飲食店か、やっぱり難しい。 協力隊期間中で良かった。これで卒業後に生計立てようとしてたなら、すぐにインディードを開いていたであろう。 …なんてね。 待ってました、この状況。 飲食店が厳しいことなんて百も承知、ここからだ。 ここからマー

          下がる売上と高ぶる気持ち

          半分床のない日常

          どうも、家の半分床がない四方です。 床の解体している時に、初めて生きてる状態のシロアリくんに遭遇しました。 恐らく集合体恐怖症の人は失神するレベルで気持ち悪かったですが、シロアリはアリという名前がついてるくせに、ゴギブリが祖先だからこんなにも気持ち悪いのかと感じながら、まずは業務用掃除機で9割くらい吸い込んで、その他は殺虫スプレーで全滅させた次第です。ただ、女王アリが死なない限り、1日400匹?産まれるらしい。頼む。全滅しててくれ… そんな日常を送りつつ、優先順位の高かった

          半分床のない日常

          世間はGWという休みだったらしい

          という表題の割にきちんと休んだ私は、三原市で空き家再生を通じた移住定住促進をするという大義名分を掲げただけで、実はただ大好きなものづくりを生業にしようとしているだけの四方と申します。 このnoteの入りは、三原市の佐木島で同じく協力隊の活動をしている方のnoteの入りをオマージュしたものですが、なんだかこんなことを書いていると、まるで私がnoteを通じて同じ協力隊と交換日記をしているようで、少しむず痒いような、言い方を変えるとちょっとキモいなと思いながら書いている所存でござ

          世間はGWという休みだったらしい

          48000人のFacebookグループに登壇

          前回の記事でFacebookグループにセミナー講師のような形で登壇させてもらった話を書いたが、その時の画像がこれだ。約40名弱の方に見ていただいた。空き家問題に課題を持っている方はやはり多いが、まだまだ顕在化していない部分が多いのだろう。こんなものではないはずだと思った。 とにかく私は地道に自分の影響の範囲内で活動をしていくしかない。 先週から少しづつ、自分の拠点整備を始めている。 しかし、問題は山積みだ。 井戸水が出ない… 10年以上使っていなかったせいか、井戸水が出た

          48000人のFacebookグループに登壇

          新たな命

          先週四方家に長男が誕生した。 私に似てとてもせっかちで、早く外に出たいと、妊娠23週で破水したものの、妻に似て我慢強く、なんだかんだ32週までお腹の中に留まってくれて、2人の子らしい誕生となった。 みんな私に似てるというがそれは私が逆に猿顔なだけな気がしていて、むしろ私は妻に似ていると思っている。 少し小さめで生まれてきたので、1ヶ月ほど入院しているが、とても楽しみだ。 さて、私は新たな挑戦としてシャジムや中村さんとともに棲眞寺にて五右衛門風呂を使った温泉宿を作れないかと

          新たな命

          去年よりも大盛況の大和花火大会

          去年移住して間もなかった私は、とにかく地域のイベントや催し事に参加しまくっていた。インドアなのに。もちろん花火大会も見に行ったのだが、とても良くて、なんでこんな田舎でこんなハイクオリティな花火大会が行われているんだと驚愕した覚えがある。 そして、今年はその花火大会の運営、道路誘導係として携わることができたので、その時の様子を、できるだけ忠実に書いていこうと思う。 私が配置された場所は国道486号線と、わきふれあい交流センターの合流地点、普段は両側通行できるが、一通になる場

          去年よりも大盛況の大和花火大会

          引っ越し終了

          3月中に、糸崎から大和町に引越しした。写真は一年間お世話になった貸家だ。 なかなか雨が続き、時間が取れない中、大量の木材やら資材やらを運ぶのに、軽トラで何往復したかわからない。 広い敷地が欲しかったので、大和町に引っ越しをしたいと常々思っていたが、年度明けと同時に新たなスタートを切ることができた。 実は3月中に引っ越しをしなければならなかったのにも関わらず、いろんな業務が重なっていた。 たこ焼きの営業は週2、シャジムのビストロ工事の仕上げ、そして観光協会のブース作成、そして

          引っ越し終了

          成功はアート、失敗はサイエンス

          たこくんのデザインは、実は九州のデザイナー学校の生徒さんに作ってもらった。その子が九州からはるばる家族で広島まで、たこくんに来るためだけに来てくれた。 とても嬉しかった。そしてその子が作ったデザインが街の一部になっていることを見せることができて本当に良かった。 この子の今後の人生に少し影響を与えた、かもしれない。 話は変わって、自宅の改装工事だが、一ミリも進んでいない。 3月中に引っ越しをしないといけないので、しばらくは現場で生活することになりそうだ。 別にいい。慣れている

          成功はアート、失敗はサイエンス