「雨漏り 古民家」
空き家で何か挑戦したい、住みたいといった相談が来た時、私はいつも避けたほうがいいと言っている3選がある。
「傾きがない家」
「獣臭くない、カビ臭くない家」
そして
「雨漏りがない家」
以上3つだ。
大和の古民家に引っ越しをして初めての梅雨。
なんだか家の中がすごくカビ臭い、どこから来てるんだこの匂いは
過去の記事を読んでくださっている方は知っているかもしれないが、今自宅の床が半分しかない。
そちらは今外とほぼ同じなので締め切っているのだが、どうやらそこから臭う…
確認して見た。
すると見つかったのが、今日のトップ画像だ。
はい、雨漏りしてまーす。
もし仮に自宅が雨漏りしていた場合、一刻も早く治したほうがいい。
なぜなら雨漏りしている箇所からどんどん木が腐っていくからだ。
私もこの雨漏りを発見し、優先順位を上げて、一旦応急手当をすることにした。
ここからはその工程を見ていこう。
まず場所の特定。
今回雨漏り箇所はすぐに特定できた。明らかに穴が空いていたのと、その真下が腐っていたからだ。
次に、該当箇所よりやや広めに瓦をめくる
最低限の瓦をめくり、修繕箇所を解体する。
ここからは大工工事。その辺に落ちている木を適当な幅と厚みに割いて切って取り付ける。
ここまで来たら、次にたまたま家にあるであろう防水シートを敷く
最後に板金を被せる。ホームセンターに1m幅の1820㎜の平板金が売っているので、一枚買ってきて、たまたま家にあるであろう板金バサミと板金を曲げる鋏を使って加工する。具体的には3方を1.5センチくらい立ち上げる。
これをさっきのシートを被せた上に乗せてビスで止める。
雨漏りの物件は本当に避けたほうがいい。
雨漏りを治すとなった時、屋根屋に頼むと結構な広さの葺き替えを提案されるだろう。100万単位、下手したら1000万なんて見積もりがくることもある。
私は何回か屋根を治したこともあってこんなことがあっても、即行動、1日でここまで持ってこれるが、普通の人はまず無理だろう。
夢の古民家生活…こんなはずじゃなかった…なんて最悪だ。
だから結論として、
「雨漏りの物件は避ける」もしくは「四方の近くに移住する」
がファイナルアンサーだ。
(注:雨漏り修繕の依頼は基本そのプロにお願いしてください)
それにしても、空き家バンクに雨漏り情報載っていたかな?とふと思い起こす。書いてなかったような、書いてあったような…
さすがに確認しそうだけど、もう自己責任だからなと。
でも、空き家バンクって自己申告制だから、気づきませんでしたって言ったら逃げ切れそう。なんなら母が住んでいて、施設に入ってからは空き家なので…と言われてしまえばもうどうしようもない。
空き家調査にドローン撮影入れたほうがいいなと思った。
そして、こういう低廉空き家は、不動産屋があまり介入したくない物件のはずだから、行政が介入するかもしくは行政から委託を受けた会社が案内含めて契約のところまで持って行ったほうが流通が促進されると個人的には思う。
だいたいこういう空き家は「免責」と言って、不動産屋で働いたことのある人にしか馴染みがないかもしれないが、いわゆる全責任免除、現状引き渡し、何があってもノークレームでお願いします。というのが主流だ。
であれば別にどの不動産屋が仲介したとて、免責なんだから、結局ノークレームじゃないか?と思うし、
不動産屋の立場からすると、こういう物件を仲介しても、高い物件を仲介しても、手間は同じだから、あまり扱いたくないのが本音だろう。
例えば宅建業を開業して、低廉空き家のみ取り扱いをする代わりにそれだけでは食べていけないので、行政から一部委託を受けて、空き家の流通促進をするという委託費用をわずかでも受けながら、運用する。
それでも役所が不安ならば、内見までは行って、実際に契約段階になった時点で宅建協会に投げる。そこから任意に業者選定してもらい、契約までしてもらえれば、公平性も担保できる。契約まで持っていった紹介料として、売買契約の仲介手数料の一部10%〜20%を当ててもらう。
あくまで仮説なのでうまくいくかはわからないが、
ただ空き家バンクの委託を受けるだけではどうも流通が促進されないのではないだろうかと、去年の今頃には見えなかった仮説が見え始めている。
そいうえば担当課の人に、「四方さん、痩せました?」と言われた。
私は太りも痩せもしないんですよ。とその時は言ったが、帰って体重を測ってみると
やばいぞ。50キロ切りそうな勢いだ。
確かにこれは痩せました?と聞きたくなる。
しょうがない。太ろう…
私は大学時代、58、9キロくらいあった。
その時はめちゃくちゃ頑張って太っていた。
その時の食生活はこうだ。
朝、ご飯約0.7合、筋トレしてプロテイン
昼、ご飯1合、プロテイン、筋トレ
夕、ご飯1合、プロテイン
夜、ご飯0.7合かもしくはカップ麺大盛り
いやそんなに多くないじゃんと思われるかもしれないが、
まあまあ私からするとしんどい。空腹の時間がないイメージだ。ちょっとまだ胃に何か残ってるけど食べるみたいな。
あの生活に戻さないといけない。
58キロ目指して頑張ろう。
ではまた。
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