何をすべきか、何がしたいか
見出し画像は初めて物件をセルフリノベーションした時の壁の下地を塗っている時の写真だ。
夜までかかってしまったが、なんだかライトアップをしているようで、かっこよくて、何枚も写真を撮ってしまったのを覚えている。
今週は、車にいる時間が長かったためか、今年の動きや、来年の動き、協力隊としての活動や、私個人の活動について、考えることが多かった。
協力隊としての活動を考えた時、(私ほど自由に活動させてもらっている協力隊もあまりいないと思うが、)やはり地域の活性化を考えた活動に寄せた動きというか、地域活性に繋がる生業を作ろうと、スタート地点でそこからスタートすることになる。
例えば、今こうして三原市内にあった空き家を使って、たこ焼き屋さんとゲストハウスを始めたというのは、もちろんたこ焼き屋をやってみたいという多少の好奇心はあったものの、100%フルコミットしたいと思って始めたかといえばそうではない。
私の活動が三原市内外問わず、多少の影響力を与え、市内外の人が挑戦しやすいと思えるような環境を作った。
つまり、協力隊の模範解答のような試みでかつ生業にもなるものだと、私は考えている。
一方で、地域活性に繋がる生業を作るというのは、結構難しかったりする。
例えば、協力隊の活動をしている人でよくあるのは、地域の拠点を作りたい。
というものだ。
地域の拠点を作るというのは、まさに協力隊っぽいが、どこでマネタイズするのかを実は隠し持っておかないといけなくて、
拠点を作りたい、が先行すると始まってから、さて、どこでマネタイズしましょうかとなったら地獄だ。
協力隊というセーフティーネットが取り除かれた途端、食べていけないのでやめます。となる。
拠点というのは入り口であって、実は私はパンを売っていますよとか、実はここゲストハウスなんですよとか、私ってこんなことできるんですよ、もしくはこんなことで食べていこうと思ってるんですよをアピールできたりする場所でなくては、継続できない。
これが協力隊の落とし穴だろう。
協力隊を希望する人は、心に留めておかないといけないことがある。
それは、行政によって位置付けは違うかもしれないが、あくまで、1人社長になるんだと覚悟を決めないといけないということだ。
就活の感覚で入ってきたら、社会はそんなに甘くない。
騙してくる人だっているし、思うようにいかないことだってある。
何をしたら自分はお金を稼げるんだろうを必死に考えないといけない。
で、いろいろ出た選択肢の中から、かつ協力隊の肩書を活かせたり、地域活性に繋がりそうなことを取捨選択し、そして、一番リスクがかからないところから挑戦していく。
私の例で行こう。
私がやりたいこと、できること、できそうなことを羅列する
・不動産の買取再販事業
・大工元請け
・空家再生サポート
・旅館業許可や飲食業許可の申請サポート
・補助金申請のサポート
・空き家を使った事業創出
・空き家相談
こんなところだろう。
ここで、正直にいうと、潤沢な資金力があれば、今すぐにでも宅建業を開業して、買取再販事業を始めたい。
銀行から多額の借り入れができたら、もしかしたら私はすぐにでも協力隊を辞めて、自分の事業にフルコミットするかもれない。
ただ、家族もいるので、そこまではできないといのが本音だ。
それでだ、
この選択肢の中から、将来の自分の生業に直結し、かつ地域活性に繋がると言い切れるものを、多少利益率が低くても、ボランティアに近い形になっても、今しかやれないことを選択しなければならない。
つまり、
・空家再生サポート(三原市内)
・空き家を使った事業創出
・空き家相談
に絞られると思う。
どれも利益率は低そうだ。
その代わり、将来の私の生業に繋がる可能性は高い。
空き家関連のメディアに取り上げられたり、空き家相談に乗ることで、
私に空き家を任せてもいいと思ってくれる人が、増えるかもしれない。
協力隊として1年と4ヶ月、
独立しても必ずやるであろう行動目標を、協力隊としての活動のなかで、もちろん地域活性に繋がる行動にして、実行していこう。
去年できなかった出張空き家相談もやりたい。
空き家バンクだって、オリジナリティーを出したものを作りたい。
いずれにせよ必ずやることから実行していこう。
ではまた。