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五輪が始まった12年前のあの日

本当だったら昨日(7月24日)が東京五輪の開会式だった。今日は柔道で日本の金メダル第1号が出ていたかもしれないし、水泳、体操、バドミントンなども始まって、東京中、いや日本中お祭り騒ぎだっただろう。

そんなニュースを見ていたら、2008年の北京五輪のことを思い出した。そのとき僕は北京の外国人留学生寮に滞在していた。開会式の8月8日は朝から町を歩いたが、オフィス街も胡同(迷路のような細い路地)も市場もまったく普段通りで、本当に今日から五輪が始まるのかなという雰囲気だった。

天安門で何かがあるという情報は別になかったのだが、夕方頃に天安門広場へ行ってみた。あそこは東京でいえば渋谷のスクランブル交差点のような存在だ。お祭り騒ぎになれば人民が集まるだろうと考えたのだが、いざ着くと想像以上の人だかりだったが、何があるのかわからぬまま、ただただ開会式が始まる午後8時8分を待ち続けたのを覚えている。もう12年も前のことか。

その日は2000枚ほどの写真を撮っていたが、改めて全カットを見てみた。カメラは1010万画素のEOS-1D MarkIIIを使っていた。北京五輪のカメラマン席でたぶん一番使われていたカメラだが、そんなもので路地裏のスナップとかを撮っていたのである。今なら絶対に小さなカメラを使う状況だが、ミラーレスカメラというものがこの世に登場したのはこの1か月後だった。

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というわけでざっと選んだものを35枚、撮影順に並べてみた。今ならもっとうまく撮れる気もするけど、それも含めて時代の記録なのだ。写真っておもしろいな。

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