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シカク運営振り返り記 シカクはこうしてこうなった

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インディーズ出版物を売る変な店・シカクはこんなふうにできた! 社会経験、貯金、人脈、計画性、知識……あらゆるものがない状態で無謀にも店を始め、なんだかそれっぽくなっていった過程を…
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#店舗運営

シカク運営振り返り記 第31回 あまみさんの目撃証言(たけしげみゆき)

シカクの新しいスタッフとなった逢根あまみさんは、図らずもBが私に行っていたモラハラ・DVの…

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シカク運営振り返り記 第30回 あまみ・おだ犬夫妻との出会い(たけしげみゆき)

2016年は色々なことが起きた年だった。第26回~第29回で書いてきた、出版物をめぐるあれこれ、…

シカク運営振り返り記 第29回 夜勤バイトを始める(たけしげみゆき)

2016年夏。私はある出来事がきっかけで精神が限界に達し、突然夜勤のアルバイトを始めた。 こ…

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シカク運営振り返り記 第28回 一般書籍を売り始める(たけしげみゆき)

前回で鍬谷書店という取次と契約し、新刊書店へ本を卸し始めたシカク出版。 それによって、と…

シカク運営振り返り記 第27回 シカク出版、全国流通への道 その2(たけしげみゆき…

 大手出版社から本を横取りされないためにシカク出版を全国流通させると決めた直後、私はさっ…

シカク運営振り返り記 第26回 シカク出版、全国流通への道 その1(たけしげみゆき…

 シカクはZINEや同人誌を売るお店だけど、シカク出版が作っている本は全国書店で購入や注文が…

シカク運営振り返り記 第25回 Bとの結婚(たけしげみゆき)

 2015年6月、私と初代店長Bは結婚した。  と書いた今、この連載を毎回楽しみにしてますと声をかけてくれたことのある10人くらいの人たちが「いや結婚したんかい!!!」とずっこけているところが想像できる。結婚、しちゃったんです……。  今はBから離れて2年ほど経ち、かつての生活を振り返ることができるようになったし、モラハラ加害者だったBのヤバさも認識できている。だけど当時の私は自己肯定感が低すぎて、自分は生ゴミに命が宿ったぐらいの存在で、そんな自分と付き合ってくれるBは唯

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シカク運営振り返り記 第24回 スズキナオさんとの出会い その2(たけしげみゆき)

 フリーライターのスズキナオさんがスタッフとして働き始め、程なくして気がついた。  彼は…

シカク運営振り返り記 第23回 スズキナオさんとの出会い その1(たけしげみゆき)

 仕事が増えすぎて手が回らなくなり、ドバドバ溢れた状態が常態化し、どうにもならないので諦…

シカク運営振り返り記 第22回 お店でいちばん大事なこと(たけしげみゆき)

 ミニコミ販売店から始まり、ギャラリー、出版と手を広げていったシカク。努力の甲斐あってギ…

シカク運営振り返り記 第21回 シカク出版を始める その3(たけしげみゆき)

 シカク出版を本格的に立ち上げる計画を練り始めた私。店を始めた時には一切の計画なく始めた…

シカク運営振り返り記 第20回 シカク出版を始める その2(たけしげみゆき)

 『シカクの本』を発行してから、私は「自分の本ではなく、誰かの本を出版したい」という思い…

シカク運営振り返り記 第19回 シカク出版を始める その1(たけしげみゆき)

 中津商店街に移転して少ししたころ、あるニュースが飛び込んできた。  同人即売会の中でも…

シカク運営振り返り記 第18回 Bと私の歪んだ関係 その2(たけしげみゆき)

 やや特殊な環境で育った私は、知らず知らずのうちに生きづらさを抱えたアダルトチルドレンになっていた。そしてそのことに自分でまったく気付いていなかった。生まれつき目の見えない人が光のある世界を想像できないように、私の中では生きづらい状態が普通で、「少し気が弱いだけ」くらいに思っていたのだ。  しかし生きづらさが改善された今から思うと、当時は有刺鉄線で作った服を着ているような、とにかく少しでも動くと大ダメージを負うような過酷な精神状態で生きていた。例えば以下のような。 ●悪いこ

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