歯科医だぞー #歯はお金で買えない資産

こんにちは! 20代歯科医師が口腔ケアの大切さから、口腔由来の疾患予防、審美など様々な…

歯科医だぞー #歯はお金で買えない資産

こんにちは! 20代歯科医師が口腔ケアの大切さから、口腔由来の疾患予防、審美など様々な歯科医療情報をアップしていきます。 日本人は海外に比べ、口腔内に関心がある人が少なすぎます。 これを機に関心を持って、綺麗な口腔内を保てる方が増えると嬉しいです。

最近の記事

親知らず、抜いた方がいいの?

親知らずを抜いた方がいいのか、質問されることが多いので参考にしてくださち。 答えは、場合によります。 抜歯する場合のリスク、抜歯を検討した方がいい場合についてまとめました。 歯科医院で口腔内を診てもらい、レントゲン写真を撮ることをおすすめします。 歯茎に埋まっていて、ずっと出てこない親知らず。 これは隣の歯にも影響していない場合、無理に抜く必要はないと思います。 「親知らずを抜いたら顔が小さくなりますか?」 とよく聞かれますが、確かに歯を抜くとそこの部分の骨が吸収しま

    • 歯磨き粉について

      歯の悩み別歯磨き粉についてです。 あくまで個人の見解です。 ①虫歯予防 "フッ素"が虫歯予防になる、というのは聞いたことある方が多いかと思います。 1300ppm〜1500ppmのフッ素が虫歯予防に効果がある、とされています。 日本では前はフッ素を歯磨剤に1000ppmまでしか添加できませんでした。 しかし2017年に上限が1500ppmにあがりました。 今では1450ppmの歯磨剤が市販で売られています。 虫歯予防の観点で歯磨剤を探すならば、1450ppmのものを探して

      • 矯正治療の必要性 見た目だけじゃない!

        歯科治療が必要となる原因は、虫歯・歯周病・顎関節症など様々ですが、多くは歯列不正からによるものである場合があります。 歯列不正を治す矯正治療は見た目を気にして始める人がほとんどですが、最大の目的は“環境の改善“であると思っています。 適切な歯列を確立していれば、あと必要なことは口腔ケアのみです。 歯列がガタガタだったり重なっているところがあれば、そこは歯ブラシなどが届きにくく清掃不良になります。 歯の間をフロスなどでケアしても、重なりが大きいとどうしても汚れが取れにくく、歯

        • 虫歯、歯周病からおさらばするには?

          虫歯、歯周病って、歯を削ることになったり抜くことになったり、怖いイメージですよね? ではどうしたら予防できるのか。 虫歯や歯周病にどうしてなるのか、どうすれば予防できるのかについてまとめてみました。 口の中には300〜500種類の細菌が潜んでいます。この細菌単体が悪さをするわけではありません。 ブラッシングなど口腔ケアが充分でなかったり、砂糖を摂取することにより、細菌がネバネバした物質を作ります。 この物質を“プラーク“といい、これは歯の表面や付け根にくっ付きます。 このプ

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          コロナ禍でも定期検診へ行こう!

          定期検診に行きましょう! フォロワーさんからの質問 「コロナでこんな状況で定期検診行っていいの?」 「なんでくるのって思われない?」 「3ヶ月に1回行ったらしつこいって思われない?」 そんなことまったく思いません!! 1ヶ月に1回来てくれる患者さんもいます。 "意識の高いしっかりした人だな"って思います。 できる人は歯が綺麗です。 欧米では"歯の状態"が"人の評価"を左右するくらいです。 「歯の汚い人とはビジネスをしたくない」 「歯の汚い人とはハグしたくない」 と思います

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          子供の歯並び悪化の防止

          子供の頃の癖を注意せずそのまま放置しておくと、その癖が原因で歯並びが悪くなる(不正咬合)ことがあります。 ①指しゃぶり 指で前歯を押していることになるので、出っ歯(上顎前突)の原因になります。 また、指をしゃぶって吸っているので、陰圧がかかり奥歯が内側に傾いて歯の並びが狭くなってしまいます。狭くなると大人の歯に生え変わる時にスペースが足りなくて、ガタガタの歯並びになってしまうことも。 ②口呼吸 口の周りの筋肉(口輪筋)が緩んでいる状態が続くので、顎の発達が不十分で不正咬合の

          ホワイトニングについて

          笑った時に美しい白い歯が見えると素敵ですよね。 興味のある方も多いと思います、ホワイトニングについてまとめました。 ホワイトニングには、3種類あります。 (根っこの治療をしてある歯はまた違います。) ①オフィスホワイトニング 歯科医院で行うホワイトニングです。 歯肉や唇など軟組織に着くと危険な薬剤を使うため、しっかりと歯肉保護をし、プロが行います。 利点 : 効果が早い     短時間で終わる 欠点 : 費用がかかる 相場 : 1回5000円〜1000

          年齢別の口腔ケア(お子さんいる方ご参考にしてください!)

          年齢別はみがき 0歳~1歳 ①歯が生える前にお口のスキンシップ ガーゼで歯肉を拭いましょう。 ②約6ヶ月で下の前歯2本が出てきます。  1歳でだいたい6本ほど歯が生えてきます。 歯が生えてきたら、乳児用歯ブラシで磨きます。 この頃、コップで水を飲む練習をすると、うがいができるようになってくる ポイント 口の筋肉が緊張して、 口を閉じようとします!そうするとやりずらいので、利き手と反対の手を歯肉とほっぺたの間に入れ、 「大丈夫だよ~」など言いながらゆっくり引っ張ります。

          年齢別の口腔ケア(お子さんいる方ご参考にしてください!)

          ブラッシング(歯ブラシの選び方、磨き方)

          歯ブラシの選び方🪥 ①ベッド(ブラシの部分)の大きさ  人差し指の第一関節と言われています。  出来るだけ小さいものがオススメ!  細かいところを1本1本磨けるし、大きいと磨いた気になってしまう! ②歯ブラシの柔らかさ  "ふつう"か"やわらかめ"がオススメ  歯肉の健康な人は、"ふつう"  歯肉に炎症が起きてる人は、"やわらかめ"  硬いものの方が磨いた気になり、好む人もいますが、強く磨くと歯肉が下がってしまう原因になってしまいます。 ③歯ブ

          ブラッシング(歯ブラシの選び方、磨き方)