ブラッシング(歯ブラシの選び方、磨き方)


歯ブラシの選び方🪥
①ベッド(ブラシの部分)の大きさ
 人差し指の第一関節と言われています。
 出来るだけ小さいものがオススメ!
 細かいところを1本1本磨けるし、大きいと磨いた気になってしまう!

②歯ブラシの柔らかさ
 "ふつう"か"やわらかめ"がオススメ
 歯肉の健康な人は、"ふつう"
 歯肉に炎症が起きてる人は、"やわらかめ"
 硬いものの方が磨いた気になり、好む人もいますが、強く磨くと歯肉が下がってしまう原因になってしまいます。
③歯ブラシの交換時期
 基本的に、1ヶ月に1本!
 それ以上使うと、ブラシ部分が広がって清掃能力が落ちてしまいます。
 また、根本部分に菌が繁殖していきます。


ブラッシング圧ってどれくらい?

100g〜200gの強さと言われています。
歯に毛先が適当に当たっていればだいたい大丈夫です。
わかりやすい例えで言えば、鉛筆で紙に字を書くときの強さのイメージです。鉛筆の芯が削れて出てくる強さだと強すぎます。

ブラッシング圧が強いと…
歯肉が傷ついて下がってしまいます。(歯肉退縮)
歯肉退縮すると、知覚過敏の原因になってしまいます。
また、歯も磨耗してしまいます。削れてくると象牙質が露出してしまい、これも知覚過敏の原因になってしまいます。

ブラッシング方法

①"スクラビング法"

最も基本的なブラッシング方法です。
毛先を歯面に垂直(90°)に当て、1〜2本を10回ずつを目安に左右に小刻みに動かします。

正しくブラッシングできていれば、効率的に歯面の汚れを落とせます。

※左右に大きく動かしている人が多くいます。1本ずつ丁寧に小刻みに磨く意識をしましょう!

②"バス法"


歯肉に炎症のある方によく指導するブラッシング方法です。
歯周病の予防にも効果的です。

歯ブラシの毛先を45°に歯と歯肉の間に当て、毛先を間(歯肉溝)や歯周ポケットに入れる意識で他の毛先が歯面に当たるようにします。
左右に小刻みに振動させ、1本ずつ丁寧に磨きます。
※強く当ててしまうと、歯肉が下がる(歯肉退縮)の原因になってしまいます。柔らかく優しく動かしましょう。

歯ブラシの選択、ブラッシング方法など、自分に合ったもの見つけて実践してみてください!
ブラッシング方法は、子供以外はスクラビング法・バス法両方を行うと良いと思います。
誰しも歯周病リスクはあります。
予防していきましょう!

自分の歯の状態や歯肉の状態がわからない方は、ぜひお近くの歯科医院へ行ってください。
毎月医療保険を払っているのですから、健康のために使わないと損ですよ!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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