「起業は運」の意味が分かった!
「起業は99%が運、残り1%だけが才能による」
「行動する人には運がついてくる。運を動かすために運動をせよ」
などなど、「運の大切さ」については起業家の大先輩からよくお聞きします。
「才能は必要なんじゃん」と思われたかもしれませんが、見方を変えれば1%の誤差レベルでしか、才能に左右されることはないともいえます。
が。起業は運だ、といわれてもやっぱりよく分かんないですよね(苦笑)。
最近、とある方の発信を見ていて非常にしっくりくる答えがあったので、シェアさせていただきたいと思います。
すべてやることをやり切ったら最後は運に頼るしかない
そんな場面がやって来る、というわけです。だからビジネスは運なのだ、と。
たとえば、起業ではなくても、会社員をしていたらこんな経験はありませんか?
プレゼンを120%の力でやり切った
契約までにできることはすべてやり切った
この先どう転ぼうと、自分ができることはすべてやり切った
あとは、運を天にまかせるのみ…!
ステージがここまで来ると、良い方向に進もうが悪い方向に進もうが、若干ハイになって清々しい感じがします。あんまり経験できることはないですし、進んでしたくもないですけどね(笑)。
そしてこれはサンプルが自分だけなのでデータに欠けますが、本当に「やり切った」といえる場面では、悪い方向にコケることは少ないです。
すべてを賭けて「やり切る」姿勢を見て、周囲の人間も応援してくれる。“敵”側だった人にも、自分の本気が伝わって感化されていく。
経験を積むとは、運を天にまかせる比率を少しでも下げることでもあります。0.01%ずつでも、成功するための根拠を積み上げていくということです。
30%、40%も運に頼っていたらそれは博打的な勝負のかけ方ですよね。だから
「ここまでやり切ったんだからあとはもうなるようになれー!」
と、自分自身が納得できるかどうかが大事なのだと思います。
人間はだいたい自分にウソをついています。感情で「やり切った」と思っていても、事実ベースではやり切れていないことがたくさんあったり。
(偉そうに人のことをいえる立場ではありませんが汗)
少なくとも僕の知っている起業家の先輩方は、自分への点検を欠かすことがありません。きっと、感情と事実を分けるための作業なのだと思います。
「やり切れていない」ことを発見するためなのでしょう。
日頃、小さなことから「やり切る」を積み重ねていくことが、本当に必要なタイミングで運をつかむためのウォーミングアップになるのかもしれませんね。
■発信者・大鹿のプロフィール
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