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続・自分の取扱説明書。

才能とは、自分がもっとも楽しく、エネルギーを発揮できることに宿る。

という考え方を、とある番組で聞きました。

この才能という言葉ほど、取り扱いに困るものはないと思いませんか?

上手くできないことがあれば「才能がない」というひと言で片付けられる。

人に得手不得手があるのは当然だし「できる」の度合いも人それぞれ。しかし、できないことを何でもかんでも「才能がない」だけで片付けてしまうのは、日本特有の決めつけ文化なのかな、と。(他の国は知らんけど)

「才能がない」といっておけばいい、みたいな便利なテンプレートのように感じます。

だから「もっとも楽しく、エネルギーを発揮できること」という定義は新鮮でした。

よくいわれる「努力できることが才能だ」という言葉も、あながち間違っていないと思うんですよね。上手くいこうがいくまいが続けられるということは、「楽しく、エネルギーを発揮できている」ということだから。

慰めのように使うのは違うと思いますけどね。そこに楽しさ、エネルギーの発露があるかどうかで判断する。

僕自身にしても人より「できる」といわれるものは後天的に身につけたものだし、昨日出会った方は「何もできない自分を認めることが大事」と仰っていました。

僕はできないことばかりです(笑)。

運動は苦手だし体力もないし。学生時代はどれだけ頑張っても数学ができなくて悔しい思いばかりしました。振り返れば、やり方が間違っていただけだけれど。

10代の頃からすくすくと育ててきた才能なんぞ、1つもありません。

しかしそんな若くから「楽しく、エネルギーを発揮できる」物事を見つけられることの方が、稀なのではないかな。

自分のことほど自分では分からないので、他人から教えてもらう機会の方が多いかもしれません。いつも楽しそうにしてるね→あっ、これって自分の才能なのか、と。

そもそも…才能とは「ずば抜けていなければいけない」みたいな、これまたテンプレートのような考え方があって窮屈です。

気が向くもの、性質。それがあれば才能と呼んでいいと思いますし、ずば抜けたものでなければ否定される世の中であれば残虐極まりないっす。

いくつになっても新しい趣味を見つけて飛び込めることも才能。才能と出会うべく行動できることも才能。

綺麗事ばかりではないかもしれませんが、そのようなスモールスタートも才能の出発点と読んでいいのではないでしょうか。


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