自分の取扱説明書。
自分の脳みそがどんなシチュエーションでもっとも機能するのか、考えたことはありますか?
無から有を組み立てるとき。
お手本をトレースするとき。
あるいは、物事の仕組みを誰かに伝えるとき。
いろんな場面があると思います。
僕の場合は、①道筋が見える→②答えまで橋をかけていくという作業が得意なようです。ゼロ→イチではなく、0.1くらいからイチまでの工程がもっとも能力を発揮するという、良いんだか悪いんだか分からない機能。
ちなみに最近気づきました(笑)。それも、0→0.1くらいまでを組み立てるのに長けた人が、身近にいることによって。
ものすごく集中できて、アイデアがポンポンと浮かんで、仕事も早い。全能感にあふれた状態にあることを、自分自身も把握している。
そのようなタイミングが、「もっとも機能するシチュエーション」なのだと思います。
齢35にして気づいたし、僕に示唆してくれた人も、自分の機能に気づいたのは決して若い頃ではないのだそう。むしろ、スキル的には成熟してからだと聞きます。
サンプルが少ないのではっきりと断定はできないですが、自分の取り扱いを知ることと年齢との間に、相関関係はないのかもしれません。
人は自分自身のことは見えないもので、他人の良さには気づいてあげられるのに、自分の良さに気づくのは難しいですよね。
脳みそがもっとも機能する場面を増やしていけばいくほど、もっとも楽しく、もっとも生産性のある仕事をすることができる。もちろん理想通りとはいかないけれど、理想の値に近づけていくことが、自分というOSを使いこなすということ。
自分のやりたいことと本来の適性が、残念ながら合わないこともあると思います。
自分で考え行動しなければいけない仕事なのに、お手本がないと動けない営業マンが昔の同僚にいました。“分かってから”はできるのに、“イチまで”の工程に苦手意識があるから、行動が遅く結果が出ない。
挙句の果てに、「教えてくれないからできない」といっていました。であれば、お手本となる人を上手に活用すればいいのになあ、と僕は思っていましたけれど。
自分に備わった機能なのだから、性質を素直に認め、不得手は他人の力を借りる。
感情抜きで事業のためにデキる人を集めるリーダーもいれば、「みんなで補いあった方が楽しいじゃん?」くらいのノリのリーダーもいます。
どちらが正しいかはともかく、自分で自分を経営するとはそういうことなのだろう。
認めてしまうことが、自分の取扱説明書を書くための第一歩です。
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