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人のことを先に考える。
自分自身が重い仕事を抱えている。しかし、人にやってもらわなければいけない仕事もある。
そんなとき、考え方の本性が現れます。
自分を先に考えるか? 相手を先に考えるか?
結論、どんなに切羽詰まっていても、人にお願いすることを先にやった方が、仕事も人間関係もスムーズですね。
相手を待たせない。動いてもらっている間に腰を据えて重い仕事に取り組む。時間を上手に使える。
人間なので、全部が全部相手視点になれないこともありますが、これは1つの和の法則だと思う。働き方が上手な人は、だいたい相手を先に考えています。
昔の上司が、僕ら部下が動く時間を無駄にしないために、生活のサイクルさえ変えたことがあったのを思い出しました。朝型人間から夜型人間へのOS変換。
ある時期の数ヶ月間、大型案件に取り組んでいたときのことです。
午後から出勤して、夜通し朝まで数人分の原稿やカンプをいくつもチェックしている。翌日出勤すると、その日やらなければいけないこと・修正事項がセッティングされている。
僕の提出物は、常に赤ペンの雨嵐で返却されます。
頭をうならせながら、「ああでもない、こうでもない」とモニター上のポインターを行ったり来たり。にっちもさっちもいかず相談しようと思っていた頃に、ちょうど上司が出勤してくるのです。
当時の僕は何も考えず、「いくらフレックスタイムの会社だからって、殿様出勤な上司だな」などと思っていたのですが―ごめんなさい―、理由を聞いてみると
「日中、君たちに集中して仕事に取り組んでもらった方が時間を上手に使えるから。その方がお互いいいでしょ」
それにしても、仕事のためだけに生活スタイルまで変えなくても…とも思いましたけど。
ただ今になって、数えきれないほどさまざまな仕事をその上司としてきたけど、あれほど執念を持って取り組んだことはなかったように感じます。
そう、執念。執念だ。
かける執念があればこそ、人のことを先に考える。
あのすさまじい執念を見て、僕自身、自分ベクトルでしかなかった仕事への取り組み方が、少しずつ相手ベクトルへと移っていったのを確かに覚えています。
どれだけ自分が大変な状況にあっても、まず人に動いてもらう。そうすると、ザラザラしてトゲトゲしかった周囲の人間関係が、良くなっていった。人に気持ちよく仕事をしてもらう感覚を知ったのです。
ここに書いているように、今もって上司がその身を犠牲にして(?)夜型人間に変わった出来事は僕にさまざまなことを示唆してくれます。
人を生かすこと。自分が辛くてもやり遂げること。道を示すこと。
自分の指針としてあることです。忘れることはないと思います。
ただ僕は、毎日決まった時間に寝ないと、まったく機能しなくなるバイオリズムですけど(笑)。
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