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生業を小さくアップデートせよ。

真新しいことを生業にするのは膨大な時間がかかるけれど、一度でも経験したことを生業にするのは、それほど難しくないのかも。何事もまずやってみよう―。

ということで、「写真」というものも1つの事業として取り組んでみようかな、と考えています。

以前編集者をしていたのですが、よくよく思い出せば、撮影にまで予算を回せない案件は自分で写真を撮っていました。とある私鉄の街歩きサイトや、フリーペーパーなどなど。

僕のこれまでの人生でカメラマンの存在というのは大きくて、ほぼ毎日のように誰かと一緒に仕事をしていたし、プロの技術を間近で見て勉強もさせていただきました。

誰も彼もがバタバタと走り回っている諸先輩方と違い(笑)、新米の編集者だった頃から父親のように仕事のイロハを教えてくれた、カメラマンのHさん。

兄のように接し、写真の面白さを教えてくれたYさん。コミュニケーション上手で、友人のように接してくれたKさん。

棚卸しをしてみると、僕には僕にしかない、かけがえのない資産があるものだな、と。逆に、その道一本のカメラマンにはない経験もあります。

というわけで、入念にリサーチをして、僕が僕なりにどう「写真」を仕事として打ち出していくか、煮詰めている最中です。自分というサービスとマーケットをどうマッチングさせるか?

何事もそうだと思うのですが、その道のプロに頼むほどじゃない。あるいは「やって欲しい」「教えて欲しい」と思っているけれど、誰に頼めば分からないというお悩みがあるようです。

“そこ”を突っつけば、実は熟練した人間でなくとも、小さく生業を作っていくことはできます。まったく別ジャンルで、僕も生業化できたものがあります。

その小さな生業をきっかけに、別のお悩みを拾って別のスキルで解決のお手伝いをすることもできる。(僕の場合はそれが狙いだったりするのですが、今は内緒w)

初めに書いたように、真新しいことを仕事にするのは別ですが、自分の歴史を磨き直せば、光り輝くものはいくつもあるんじゃないか? と思うのですね。

大きく始めようとするから臆してしまうのであって、スモールスケールで始めてみること。小さな生業の種なら、誰にでもあるはずです。


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