分からないことを増やすのも仕事?
「仕事」の範囲って、自分の考え方次第でいかようにも変わると思います。逆に「Aは仕事でBは仕事じゃない」と、勝手に思い込みをしていることもあったりして。
「キーボードを叩く」など動作を伴うことは分かりやすく仕事に分類されると思いますが、じゃあ本を読むことは仕事の範囲に入らないのか?
いや、どれだけけたたましくキーボードを叩いていたって、成果につながらなければ(あるいはつながることを見越して行動していなければ)仕事じゃない?
よくお聞きするのは、
作業=自分じゃなくてもできること
仕事=自分にしかできないこと
に分類すべし、という鉄則です。シンプルだけどこう考えると、仕事の見方は変わります。
業務上必要な知識を増やすことは、自分にしかできませんね。これは仕事に振り分けられるっぽい。今noteを書いているけど、ん? これは…どっちだろう(笑)?
もっと抽象度を上げてみます。今日のタイトル「分からないことを増やすこと」は?
これは自分にしかできないこと。つまり仕事に分類可、ですね。
行動していると分からないことが死ぬほど出てきます。
「マネジメントする」って会社員時代はよく聞いてきたけれど、ほな具体的にどういうことでどういう考え方があって上手な人はどうやって成果を上げているのか?
「5フォース分析」と「PEST分析」の目的の違いは何?
などなど、すぐには使わないかもしれないけど、聞かれたら答えられるように頭にインプットしておくことも仕事になります。もし人に聞かれて即答できたらポイント上がりますね〜(笑)。
(ただし雑学を仕入れることとは違うので要注意)
仕事=自分にしかできないことだとすると「検索する」ことも仕事の範疇に入るかもしれません。
「あれは仕事でこれは仕事」と思い込みで振り分けていると、パソコン作業のような“いかにもな”行動だけを仕事だと思ってしまいます。
実は、そればかりを優先しても非生産的だったりするのに。
「走りながら考えろ」という言葉に変に惑わされ、本当に走りながら考えようとしてまともに考える時間が取れないのも本末転倒。全力疾走しているときに、頭の中をフル回転させられるでしょうか? 走ることに必死なはずです。
ミスから学んで、次に同じことが起きないよう対策を立てるのも立派な仕事ですね。
「やることが分からない」という話をよく聞くのですが、思い込みで仕事と仕事じゃないことを振り分けてしまっているだけかも? 仕事=今、自分にしかできないことと考えればいくらでもあると思います。
もちろん、その中でも優先順位をつけていかなければいけませんけどね。
もし、「毎日すべきことが分からない」とお悩みであればお気軽にご相談くださいね。無料相談、承っております。
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