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価値観の辞書を増やすべき理由。

辞書の角でゴツーンと頭を打たれたように、「この考え方すげ〜」と感じることが時折あります。リアルなお話の中から、本から、記事から、音声からなにから。

かたや、すごく狭い業界の考え方が、すべてかのように思い込んでしまう人もいます。

果たして、どちらの方が視野が広いでしょう?

たとえば「起業」といったら、いろんな形があります。リスクの少ないことから「ネット起業」を志す方が増えていますが、それは世の中的に見たらごく一部です。

店舗を持つことも起業だし、資金を投入してサービスをつくることも起業です。普遍的な、商社のように仕入れて卸す形態もそう。

昨日正しかったことが今日正しくなくなるのが当たり前な世の中にあって、狭い領域の価値観だけに頼るのはリスキーだと思っています。今はよくても、3年後には廃れているかもしれない。

だからこそ、いろんな「正しさ」があっていい。

近所に、面白い美容師さんがいます。

美容師というと「いかにも職人」という印象を持っていましたが、その彼はアプリを作ってみたり、Webライターをかじってみたり、今は営業が終わったあとにスペースを貸し出して何かできないか考えているそう。

美容師のネットワークのなかだけにいても、「価値観も視野も広がらない」と、かえって同業からは距離を置いているということでした。

美容師業界のことは分かりませんが、僕らの住んでいるのは狭い田舎です。同業から小馬鹿にされることもあるみたいなんですね。

でも彼は「言いたいやつには言わせておけばいいんです」と、そんな風評などどこ吹く風。

行くたびに、「こんなことしようと思ってるんですよね〜」という話を聞かせてくれます。「わっかいのによく考えてんなあ」と、話をするたびに思う(笑)。

彼は彼なりに、同業者に何を言われようが生き残るために必死なんです。頭の中で思うだけじゃなく、ちゃんと実行してしまうから、なおスゴい。

僕なんて、店舗を持つということだけでゾクっとしてしまうのですけれど、彼を見るたび、まだまだ覚悟が足らんなぁと戒められてしまいます。

確実に、高松市の郊外の小さな美容室の店主から、僕は価値観を広げられています。リアルで話を聞くからなおさら。「スペースを貸し出すなら、なんかやりたいから貸して」って、昨日言っちゃったww

彼の思い切りの良さに感化されたのかもしれない。

ネットで出会う価値観も、リアルで出会う価値観も、同業の価値観も異業種の価値観も、いろんなものが頭の中の辞書にストックされていて、必要なとき必要なものが取り出せる。

そんな状態が理想。バイアスのかかり過ぎた価値観って、つまんない(苦笑)。分かったふりもしたくない。

変化の時代に適応するために、多様な羅針盤を持っていたいと思います!


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