見出し画像

♯4 マーケティングの『思考力』があれば、普通の会社員でも地方活性化に貢献できる。

【地方で暮らす個人の人生の悩み、収入の悩み、全部すくいとって本当の意味で地方活性化に貢献したい】

しかシカです。


地元で生まれ、そこで育ったからには、「ほんのちょっとでも地元に貢献したい」という思いはありませんか?


僕はあります。

もうすぐ帰る高松が大好きです。

穏やかでのんびりした空気、真っ青で何時間でも見ていられる海。(何時間も…は無理か笑)

だからこそ、戻ったら本気で高松に貢献したいと思っています。


いまの僕はまだ普通の会社員ですが、そんな普通の人間でも、『思考力』があれば地方活性化の一端を担うことはできるんですよ。

今回はそんな話題。


|新聞に載るようなたいそれたことじゃなくていい


あ、ちなみに僕はマーケティングを学んでいますが、だからといって小難しい用語がそれほど分かるわけじゃありません。

その代わり、マーケティングに必要な『思考力』を徹底的に磨いてきました。


だからこそ、普通の人が『思考力』を身につけるためのお手伝いはできます。


地方予算を動かす観光事業に携わった経験がなくたって、凄腕のクリエイターじゃなくたって、地方活性化は誰にだってできると思ってます。

何千人~何万人を地方に呼び込むような観光・移住施策はデキる人に任せておきましょう。


たとえば、売上に伸び悩む友達の飲食店に知恵を貸す。

これだって十分、『人が賑わう状況を作る』という意味で地方活性化ですよね。

こうした身近なことなら、あなたにだってできるんですよ。


|『地域に根付いた』は正解すぎる正解


飲食店について触れたので、このまま飲食店を例に話をしていきます。

よく“地域に根付いて”“地元の人に長年支えられて”とたとえられるような、『なぜだか分からないけど客足が絶えない』お店ってありますよね。

そんなに有名とは思えないのに。


この状況って、地方にとっては正解すぎる正解。


そもそも誰もが知っている名産品・名所がある、北海道や京都のような名観光地レベルでもない限り、客数を激増させるなんて難しいはずです。

だから地方では、新規のお客様を集めることより、既存のお客様の満足度を高めて、いかに『次も来てもらえるか』につなげることの方が大事なんですよね。


地域に根付いたリピーターが絶えないお店って、知ってか知らずかそれができている。


それってやっぱり、常連さんに温かく接したりすることで、お客様にとって

「いつ行ってもよくしてくれるし、落ち着けるし、やっぱりあそこだな」

と思ってもらえているということなんです。


(当然、お店の看板になるような名物料理があれば、なおよしですね)

ともかく、目的はこういう『顧客満足度が高まっている』状態を意図的に作り上げることです。


|「いいお店だったけど1回行っただけ」にしないための『顧客台帳』


よほどの田舎でもなければ、飲食店の数もそれなりにあり、情報にあふれたこの時代。


人は、数多くの選択肢にさらされています。

選択肢が多いことは自由度が高い半面、「迷ってしまう」というデメリットも。
(むしろデメリットの方が大きい)


お店にとっては、絶えず認知され続ける努力をしないと、「いいお店だったけど1回行っただけ」になってしまいます。

それこそ『ミシュラン○ツ星料理人の店』みたいな強烈な印象でもない限り、わざわざ思い出して通うほど、人は時間も余裕もありません。

ですから、お店の方から『認知し続けてもらう』ためのアクションを起こすことが必要です。

王道なのが、メルマガやLINEを使うこと。

高齢者比率の高い地域ならダイレクトメールでもいいと思います。


これって地味かもしれませんが、お客様の連絡先を取得できるという点で、かなり強力なんです。

要は『顧客台帳』を作るということですね。


江戸時代の商人は、家が家事になったとき、お金より何より顧客台帳だけは持って逃げたというほど価値のあるものなんです。


なぜなら、こちらから情報を送り続けることができるから。

認知し続けてもらうことができますよね。

そして顧客台帳をもって、既存のお客様にアフターフォローをしていき、来店→アフターフォロー→来店→…のループを作って、リピーターにしていくんです。


|あなたにもあなたなりにできる地方活性化の『思考』


さて、顧客台帳によって、一度でも来店されたお客様に情報をプッシュし続けていくわけなんですが、

注意したいのが『企業メールみたいにならないこと』。


家電や服を買ったらお店から「メルマガ登録お願いしまーす」って言われますけど、あれ、登録したはいいものの毎回開いて見ますか?

最初はセール情報などをありがたかって見るかもしれませんが、だんだん情報としてつまらないために、見なくなるはずです。

自分が購買行動を起こす必要があるタイミングを除いては。


ねー、企業でも『思考力』ってないところはないんですよ。

本当に必要な『思考』を1つ、ここでお伝えします。

【ストーリーテリング】です。


たとえば、

「このサバは五島列島から直送したものです。美味しいですよ」

っていう伝え方をしただけじゃ、五島列島を知らない人にとっては「なんだか美味しいんだろうな」という感想にとどまりますよね。


けれど、

「五島列島の海って透き通るようにキレイで、以前旅行に行って感動したんです。宿の料理で地元産の新鮮なサバが出てきて、あまりの脂の乗りにさらに感極まっちゃって」

「だから、高いけどお店に直送してもらっているんです。僕が得た感動を、少しでもお客様に味わってもらいたいから」


なんてストーリーを聞いたら、知らなくても興味がわきませんか? 感情が動きませんか?


そんな店主さんの体験を取材して掘り下げ、メルマガなりLINEなりを通して、あなたが伝える仕組みを作る。

店主の見た『新しい世界・美しい世界』を、お客様に想像してもらうイメージです。


人間には、一見関連のない断片的な出来事を、ストーリーで結びつける習性があります。

だからこそ物語、たとえば映画や漫画は人間の習性に合うわけなんですが、ストーリーとして『弱い』と忘れてしまいます。


逆に、本当に心動かされた物語はいつまでも覚えているように、印象的なストーリーは印象に残り続ける。

「感情でモノを買い、理屈で正当化する」なんてマーケティングでは言われますが、まずは『感情を動かす』。

そのための【ストーリーテリング】。


あ、なので、映画を観たり漫画を読んだりすることって、ストーリーテリングの思考力を磨くうえで格好の教材なんですよ。

そんな目線で見てみると、また違った角度から物語のよさが分かると思います。


|濃いファンを集めていくスモールビジネスならではの戦略


どうですか?

実のところ、まだいくつか必要な『思考』はあるんですが、【ストーリー】は最重要ですし、これだけでも「自分も地域活性化に貢献できそう」って思いませんか?


お得なキャンペーン情報は瞬間的には期待値が上がりますが、それよりも、期待され続けることの方がずっと大切です。

期待が高まって、高まって、「この店じゃなきゃダメ!」と思ってくれるようになってはじめて、付加価値のある商品やサービスだって生きてくるんですね。

「希少な○○を使った定食、限定10食!」


なんとなく僕は『感染』のようなイメージを持っているんですが、
(悪い意味じゃないです)

魅力に触れ続けてもらって、顧客満足度を高めて、『濃いファン』を作っていく。


外から見たら「よく分からないけど、あそこなぜか人気」な状態を作れば、新規客も興味がわいてきますよね。


地方のスモールビジネスだからこその戦略というものが、確かにあります。

横文字の難しいビジネス用語を知らなくたって、『思考』1つで、小さなところから地方活性化に貢献することはできる。


思い入れのある地元を元気にしていくお手伝い、あなたにも可能ですよ。


まず僕自身、ガンガン挑戦していくつもりなので、ともに歩める仲間ができたらうれしいです。

ではでは。


PS.
メルマガもやってます。

僕が徹底的に磨いてきたマーケティングの『思考』を無料でシェアしていますので、ご興味があればぜひ。

↓↓
http://shikashika1969.com/mlmg/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?