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ネタが切れるのは“ゆとり”がないからなのか。

noteにブログに、毎日どこかしらで何かしら発信しているのですが、先日深刻なネタ枯渇に陥りまして。脳が干上がった大地のようになりました。

カッピカピ。

「これじゃいかん、どん詰まり!」と思ったのでスパッと中断して、街場のバスに乗って地域のイベントに参加しました。ほんの小さな催しです。

出店していた知り合いの方と話したり、ご紹介いただいた方と名刺交換したり、ラーメン屋の長蛇の列に並んで30分くらい待ってみたり。

・・・こんなゆとりのある時間を持つのは、久しぶりだなあ。

ラーメン屋ではだいぶ待ちましたが、イライラとすることもなく、無心で突っ立っていました。

フォークバンドの軽快な演奏、子どもたちが賑やかにはしゃぐ声、必死でオーダーをさばきながらも明るい表情のラーメン屋店主。視線を先に向ければ、見慣れた小高い山。

真空です。頭のなかが無になると、普段は気にもとめないような情報や情景を吸い込みます。ポカポカとした秋の最後の陽気のなか、屋外で食べるラーメンが、また染み渡るほど美味しい。煮干しが濃っゆい。

会場は自宅からだいぶ南に下った場所だったのですが、うちの近所にもある春日川が、そばを流れています。

帰りのバスまで30分以上時間があったので、川辺に腰かけて、リュックに入れていた本を読むことにしました。すると、頭のなかに広がる真空が、活字を吸い込んでいきます。本の内容が、文字1つひとつが、ちゃんと頭のなかに入ってくる感じ。

カピカピの大地に少しずつ降り注ぐシャワー。

ネタ枯渇問題についての結論。アウトプットにフォーカスするあまり、インプットが不足していたんだと思います。

もっというと、インプットを意識するゆとりすらなかった。精神的なゆとりがあれば、脳が干上がりそうなサインも見逃さなかったはずです。

ごく最近、自分のブログを読んでいただき、『考え方』に共感してくださる方がいました。自分の頭のなかは何も間違っていないし、自信を持っていいと思う。

自分の頭のなかを、もっと褒めよう(笑)。だって、質のいいインプットを続けていけば、もっともっと『考え方』を磨くことができるのだから。

そんなことを帰りのバスで考えていると、心のなかにゆとりが生まれてくるのを確かに感じました。

あなたにはいま、ゆとり、ありますか?


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