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価値を感じるとき。それは一歩でも進んだ感を得たとき。

名前を聞かない日がないくらい話題のChatGPT。

先日、このChatGPTをテーマにしたセミナーをさせていただきました。AIの力を借りて仕上げる成果物は、ランディングページの文章です。

「すげぇぇぇ…」。

参加者の方々から聞こえてくる、ため息にも似たような静かな驚き。どなたも、指示1つで自動的に文章が生成されていく様を見て、感動的な表情をされていました。

セミナーの終了後のアンケートを拝見したところ、非常に高い満足度だったようです。僕もほっと胸をなで下ろしました。

僕の場合、セミナーをさせていただくときは必ず「ワーク」の時間を設けるようにしています。ワークのある・なしを比較すると、経験的に「ある」ほうが満足度が高いためです。

特に今回はセミナーというより「ワークショップ」に主軸を置いていたので、ワークが6〜7割くらい。

ChatGPTとはなんぞや? については参加者の方々自らGPTに聞いてもらい、
ランディングページとはなんぞや? についても自らGPTに聞いてもらい、
「ペルソナ」もGPTと一緒になってつくってもらいました。

すると、AIの挙動を見て「すげぇぇぇ…」です。

名前を聞かない日がないくらい話題のChatGPTですが、地域の事業者の方々はまだまだ使ったことがない、活用していないという印象です。

だからこそ、新しい体験を前にして、目を見開いて言葉が漏れ出すかのごとく驚いたのだと思います。

人が体験に価値を感じるのは、一歩でも進んだ感を得たとき。

うまく言語化できた気がします。

ワークそのものに満足するというより、それを通して小さくても進歩、進化を実感できるから価値を感じてもらえるということ。

あなたもそういうシチュエーションを体験することはありませんか?

新型のスマホを手にして新しい機能を使う。そのとき、旧機種を使っていた頃より一歩どころか十歩くらい前に進んだ感を得ているはずです。

わざわざ売り物をデモ機や試乗車にするのだって、この「進んだ感」を醸成するためでしょう。

大事なのは、地に足のついた場所から進んだ感が得られることです。

たとえばセミナーのワークであれば、自分の手を使うという行為を通して、これまでと現在の自分の差異を実感します。(もちろん前進という意味で)

しかし、いきなり想像もしない地点にすっ飛ばされたら、頭がバグって

「感動は感動なんだけどなんだかよく分からない」

ということになりかねません。この現象を扱うのはかなり専門的かつ高度だと思います。

こと、普通に仕事をして普通に誰かに満足を感じてもらいたければ、「一歩でも進んだ感を連打する」ほうがハードルが低いでしょう。

連打をするための設計は必要でしょうけどね。

人が体験に価値を感じるのは、一歩でも進んだ感を得たとき。

「あ、なんか納得」と腹落ちした方はぜひ「いいね」「スキ」してください(笑)。

おしまい


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