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社会に最も影響を与えるのは、決め続けられることである。

他人と比べて「自分はできない」と感じること、あると思います。こんなとき、逆境をバネに頑張れる人もいれば、必要以上に自分の価値を落としてしまう人もいます。

ここまでは、よく聞く話。聞き飽きたくらい、よく聞く話。

ここからは、ちょっとだけ、肩の重荷が降りるかもしれない話です。

『歴史を面白く語るCOTEN RADIO』で知られる、株式会社COTENの深井龍之介さんがこう話されています。

『社会に最も影響を与えるのは「行為」以上に「存在」である』

どういうことかというと、ある人間(や社会)が成し遂げたことなんて短期的な評価では決して計れない、ということです。

世界中に影響を与えているイエス・キリスト。存命中の活動範囲はわずか半径100kmにも満たなかったそうです。しかも、30歳までは身分の低い大工で、宗教家として活動したのは3年ほど。

経典は自分で書き起こしたのではなく、ずっと後の時代になって弟子の弟子の弟子の…くらいの人が書いたものなんですと。

中国は数千年も前から強固な中央集権システムを敷いていた…がために自由経済の導入が遅れ、産業革命以後の世界で欧米列強に大きな差をつけられ、国土の植民地を許すことになってしまいました。

時代によって評価なんてコロコロ変わるし、今〜せいぜい数年レベルのことで自分の価値を考えても、しょうがないということですね。

いつか先の未来で、僕のような何者でもない人間が「現在の香川県の礎を築いた」なんていわれているかもしれません(笑)。

  • 「やったこと」ではなく、「あり続ける」ことが大事。

  • 「あり続ける」ことを「決め続けられる」ことが大事。

「自分にはできない」

と悩む本質は、結局、他人にどう見られるかを気にしているということですよね。でも、見ている他人だって暇じゃないので、そのうち見ることに飽きてしまうんじゃないでしょうか。

短期的に、他己評価を気にして決め続けられないのはもったいないです。(自己評価が低い、というより他己評価を脳内想像しているだけ)

今輝いている人が、この先どこかの未来でボッコボコに叩かれているかもしれません。世の中によくしようと生み出したAIが暴走して近未来がディストピアになった、みたいなSFの鉄板ストーリーもありますよね。

なんかもう…自分では価値判断などつかんのです。

だから、存在したことを分かりやす〜く残しておくことだけが、我々のできることで。周りの評価はともかくとして、一貫して決めたことをやり続けること。「決め続ける」ことです。

そうすると、後の世の人が僕という存在なりあなたという存在なりを、検索しやすいですよね。逆に、あれやって飽きて次これやって飽きて、みたいな散漫な人はニッチなキーワードが多すぎて検索しようがありまへん。。

周りはどうあれ、今の自分が計り知れる範囲の結果がどうあれ、決め続けられるかどうか。長い目で見て、これ以上に価値のあることはないのではないでしょうか。

ちょっと考えてみてください。僕も改めて、考えてみます(笑)。


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