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ネットと足を使って稼ぐ地域活性。

リアルじゃないと分からないこともあれば、ネットがなければそれに気づくきっかけさえなかった…ということはありませんか?

たとえば、今まで知らなかった地元グルメを、SNSで知るというのもそれ。

最近僕自身にあった、地域活性に関わるお話です。

地域活性というのはどこでも誰かしらがやっていて、自分で始めようと思ったら、自分なりの切り口を考えていくしかないと思っていました。

あまりこういうことは言いたくないですが、今となっては先行者が占めている場合も多いから。

もちろん、自分にしかできないことはいくらでもあるはずです。地元のグルメを発信することも地域活性だし、経済発展に寄与する活動も地域活性。

ただ…自分にこれからできることはなんだろう?

なんて心の奥でつっかかっていたら、SNSがきっかけで知り合った人とお会いして、「自分の地元はちゃんと再生しようという人がいない」という話を聞きました。

・・・あそこかあ。

盲点でした。確かに、地域活性の手はあまり入っていないかもしれない。その他の盛り上がっている地域と比べると、名前を聞かないから。

エアポケットのような場所。しかし、自分も小さい頃によく連れて行ってもらった、多少なりとも縁のある場所です。

「大好きな地元なのに、やっていることにミスマッチ感がある」
「ここがもっと楽しい場所になれば、自分も含めて、他のエリアに人が流れたりしないはずなのに」

まさに、その土地で暮らす人の悩みです。会って聞いてみないと気づけなかったこと。そしておそらく、表面化していないだけで、この場所にはまだまだ多くの悩み事があるのだろう。

地域活性というのは「どう盛り上げるか」が先行しすぎていて、その地域の根本にある「人の悩みの解決」につながっていないんじゃないか? と思えることが多々あります。

派手にやっていれば一見、悩みが目立たなくなっているのですが、本当にそれが解決されているかどうかは別の話。包み隠されてしまっているので、今回のように足を使って、直接当事者から聞いてみてはじめて分かることがあるようです。

まだまだ地域活性がなされていない場所はあるし、当事者の悩みの数だけできることはあるのだ。

ということは、もっともっと足を使わなければね。そして今回のように、そのきっかけはネットが運んできてくれるかもしれない。

あなたが持っている情報、当事者として抱えている悩みが、地域活性の種になるかも? 僕ももう一度、ごく小さな自分の地元から、見つめ直してみたいと思います。


そんな僕のド地元は、はなまるうどん発祥の地です

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