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桜の季節になると思い出す場所は?

桜の季節になると思い出す場所ってありますか??

僕が真っ先に思い出すのは、7年間暮らした東京・杉並区の風景。桜の名所として知られる善福寺川沿いにアパートがあり、この時期になるとそれは見事な桜が見ることができました。

東京にいながら、コンビニも少し歩かないとないくらいの陸の孤島的エリア(笑)。しかしだからこそ、都心から少し離れたくらいの距離なのに、心地よい静けさを味わえて。

桜が満開になると、ほんの少しだけ早く起きてフレンチプレスでコーヒーを淹れ、木々の傍らに座って飲んだものです。その時間だけは風景を独り占めできました。

また、散り始めた桜が、川沿いの歩道を絨毯のように染めていく光景も風情があったことを記憶しています。

懐かしい。

先日、地元・高松のカフェで近くに座った人と店主の計らいで話したのですが、その方も善福寺川沿いに住んでいたと聞いて会話が弾みました。東京から540km離れた場所で、東京のローカルトークをするという。

ちょうどそんなことがあったものだから、高松の桜を見て、まぶたに焼きついている杉並の桜を思い出したのです。

当たり前すぎてすごく忘れがちになるのですが、「いま目の前にある現実は自分の歴史がつくり出したもの」です。

僕がいま杉並にいないことも、生まれ育った高松にいることも、自分の行動の積み重ねによるもの。それがなんらかの機をとらえた結果なのかどうなのかはまだ分かりません。

まだあっちにいる未来もあったのかもしれない。まあ…ないか(笑)。

最近、機会があって立て続けに二度ほど東京に行くことがあって思ったのは、「やっぱり東京も好き」だということです。思えば20代のほとんどと30代の前半、人生の1/3を過ごした場所。忘れられるはずもない。

もう一度住もうとまでは思わないけれど、「東京で仕事をつくる」ことも考えていきたいな、と思う今日この頃です。仕事で東京に行って、この季節に善福寺川の桜を再び見られたら、最高だ。

そのためにはまた、そうなるような歴史を積み上げていかなければいけない。


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