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「師走どきは忙しい」という言葉をそのまま受け取るな!

起業家のみなさん、どれだけ物事を小さく分解できていますか?

「なんとなく忙しい」、逆に「なんとなく仕事がない」という曖昧な状況を、どれだけ削減できているでしょうか?

師走突入!ですね。もっとも僕は、あまり師走など関係のない仕事をしていますが。いや、ちゃんと師走が師走らしく忙しくなるようにしていかなければいけませんね(汗)。

では、なぜ12月は忙しいのでしょう? ネットから情報を拾ってみると、

プライベートでは…
・クリスマスや年末年始がある
・大掃除や年賀状の準備がある

仕事では…
・仕事納めがある
・年末調整がある
・忘年会など会ごとがある

フリーランスや個人事業主は…
・年末までの収支をまとめる時期

消費行動では…
・年末年始の休暇に向けて買いだめの時期
・クリスマス・お正月商戦の時期

「師走どきは忙しい」といっても、少し調べただけでこれだけの事象に分解できます。

僕は以前、玉子焼きの卸営業をしていたのですが、おせちシーズンに向けて毎年12月は売上がいつもの3倍以上になっていたと記憶しています。年末年始に入ってから物流が混乱を極める時期、お客様に商品がとどかず大クレームになったことも一度や二度ではなく。

このように、それぞれが抱える師走のケーススタディもあると思います。

でもこれ、別に12月に限った話ではないですよね。

たとえば上記の玉子焼きの卸営業。(どんな仕事か気になる方はご連絡くださいww)

年末に売上が上がることが分かっているわけなので、確か9月には1個でも多く受注を獲得できるよう得意先を回っていました。営業計画も立てて。生産計画も立てて。

昨年より受注数を上げるためには? 厳しく、そして親切にお題をいただけるお客様もいて、本番までにクリアしていくこともしばしば。なんといっても、1年で最大の勝負です。

中小零細企業にできることなんて限られていますから、しっかり力を入れるお客様と残念ながらそうじゃないところをきっちり区別していたなあ。

(もっとも、そうすればするほど「ウチにもくれ!」という電話が止まらなくなるという笑)

僕たちは多くの場合、曖昧な状況に踊らされてなんとなく不安を抱いて、貴重な脳のリソースを割いてしまいます。肉体的なリソースも。

特に「形容詞」は注意ですね。形容詞は曖昧の象徴です。「忙しい」もそう。「暇」もそう。

どれだけ忙しいのか? 何が原因でどれだけ暇なのか? これらは具体的に分解する必要があります。

日本人は特別、形容詞が好きな民族です。美しい。きれい。カッコいい。あ、「好きです」の好きも。それゆえに曖昧が常態化してしまい、自分で自分の首を絞めてしまいかねません。

仕事ではドライに、キャベツの千切りのごとく課題を小分けにする。分解する。そうすると、なんとなく忙しかった12月が戦いやすくなるのではないでしょうか?

ちょっと書いていることと分野は違いますが、生産性アップのためのご相談も下記の無料相談で承っています。

「なぜ、お前がそんなことに答えられるんだ?」と思われたかもしれませんが、かつて出版業界という師走も新春もお盆もまるでない場所で、血を吐きながら仕事を効率化してきた経験があります。血を吐きながらは誇張ですけど。

曖昧を瞬時に分解するお手伝いをさせていただきます。ではでは!


■発信者・大鹿のプロフィール
起業家さんや経営者さんの『才能を100%引き出すこと』『才能を発揮できるあり方を見つけること』が活動理念です。

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