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みんな自分自身を知りたがっている


最近のトレンドなのか、顔タイプ診断、性格診断、骨格診断など…自分自身を調べることが増えてきている。

自分の身体や性格について、ウェブサイトの質問をチェックをするだけでわかるなんて、すごいことだ。
そして、それが意外にも合っていて驚いたり。
とは思いつつ、なんで自分はそんな型にはめられようとしているんだ、と批判する自分もいるわけで。


そういえば、最近では遺伝子検査とやらをやった。
ボディメイクをしていくうえでの最適解を最短で見つけたかったためである。

結果、「遺伝子的に脂質で太ります」と言われ、やっぱ痩せるには脂質過剰は良くないよなと改めて肝に命じる。

今後のキャリアに悩んだときには、性格診断によって向いている働き方を知ろうとした。

結果、「あなたは好奇心が旺盛で行動力があります」と言われ、やっぱそうかと納得。

結局は、自分自身を知るツールなど、どれもエンタメなのだ。

「へぇ、そうなんだ、気をつけよ」
それで終了する。


しかしながら、あなたはこうです、と言われると落ち着くのである。

自分ってなんだろう〜と浮遊しているモノが、とりあえず地に足をつけたイメージで。

そのため、エンタメだと若干否定的に述べていたこれらの診断は、自分迷子になっている人をひとまず落ち着かせるためにも有効なものであったのだ。

人間は、自分とは何者か?を知りたがっている。
自分を知るための判断材料が欲しくて、客観的な視点から自分を見たいのである。

そして、本当の自分をより知っていくためには、ネットの診断のみではなく、生の人間の視点も必要である。

私自身は、本当に自分のことを知るためには、一番信頼している人から見た自分を訊くことが良いと考えている。

定義づけされたモノも間違いではなくかなり信頼性は高い。しかし、信頼する人の視点からであれば、チェック項目にはない複合的な面からの自分を教えてもらえるはずである。


自分への興味は永遠に続く。
時々自分を見つめて、
自分の変化に気づき楽しんで生きよう。

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