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笑い合う人たち



買い物を終え試合を観るためカフェに入った昨日。


同じ店内に居た大学生の4人組(女の子3人と男の子1人)が、とてもとても楽しそうに会話をしていた。4人ともどうやら関西人のようでツッコムが軽快、そして関西弁でけたけた笑いながら。



電車でくしゃみ・咳をしたら白い目で見られる事が普通となってしまったと、日頃感じていた。事実私も気にする事が当然になり避ける傾向にある。どうしても出そうになった時はその目を向けられるのが嫌で耐えるしか方法がなかった。


「何も悪いことはしていないのに」


そう思うのに、そう大声で主張することすら出来なかった。



〜〜〜



カフェ内はパーテーションで区切られていて、座っていい席とそうじゃない席の違いとして視覚的に分かりやすく×印がつけられていた。その中で明るい笑声が響く店内。



ちょうど、、と言ったほうがいいのか。

店内には大学生4人と店員3人、そして私しかいなかった。



話の内容はほっこりと可愛らしく嫌味がなく。学生らしい。

だからなのだろうか、他人の私はそれを全く嫌と思わなかった。




私はその会話や雰囲気を横目に、誰もが今望んでいること、「早くこれが普通になる日常」を願っていた。不要不急でなくても好きな時に外に出て、「蜜」というワードを気にすることなく好きなお店に入り、友達と笑い合える時間。


当たり前だった事が当たり前でなくなった今。                当たり前でなくなった物を今、当たり前であって欲しいと強く祈ることかできない



それでもいつか

マスク越しでなく勿論パーテーションのない距離感で、お互いの時間を共有出来た時、



お互いの存在の大切さを改めてありがたく思えるのではないかと思う。




今日は日差しが強く暖かかった。もう直ぐ春がやってくる。




日常の春の訪れが待ち遠しい。



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