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家事・育児を9日間放棄してみたら毎日にもっと感謝できるようになった話

こんにちは、しいなです。

5月も後半戦、GWの休みボケからやっと抜け出し始めました!笑
ということで、遅ればせながらGWの話を忘れないうちに書き残しておきたいと思います。

GWは9日間、夫と自分の実家(どちらも遠方)に帰省していて

家事・育児を放棄して他人に頼り切り
判断を仰がれた時の「指示出し」と
「毎日食べたいものをリクエストする」ことのみを行い

あとは自分のために好きなように寝て起きて、
という生活をしていました。笑

・家事育児をやめるってどうやったの?
・なんでやめようと思ったの?
・やってみてどうだった?

ということが気になる方は、ぜひ読んでみてください~^^

経緯

GWはもろもろの事情により、夫の実家→自分の実家の順で、長期間帰省することに。
実家・義実家ともに関係性は良好で、年に数回帰省していますが

・実家→物が多くて片付いていない、物理的な居心地があまり良くない
・義実家→綺麗かつ片付いているが、気を遣う
・わたし→ひとりの時間がないと辛い

という理由で、長期間ずっと他人の家に滞在するのはなぁ…
と若干ネガティブモードでした。

でも、せっかくのGW!せっかくの帰省!
どうせなら、ちゃんと楽しい時間にしたい!という気持ちもある。

ということで、考えた結果

ワーママなら毎日当たり前にやっている
家事・育児を、手放してみることにしました!!

この結論に至った理由は、色々あるのですが
ざっとまとめると以下のような感じです。

・両親・義両親に子どもと沢山触れ合ってほしい(親がそばにいない方が両者の交流が促進される)
・余計な気を遣って勝手に疲れるのを防ぐ
・ひとり時間を確保する

義実家は基本的にお義母さんがひとりで全ての家事を行っていて
手伝おうとすると「あ、やっとくから置いといて~」と言われるのですが
なんだか全部お任せするのも申し訳ないし、、、と
様子をみながら「これは手伝った方がいいかな?どうかな?」など気を遣っていました。

でも、お義母さんのやり方とタイミングがあって、
それを理解していない状態で手伝おうとしても
逆に仕事を増やしてしまう結果になるので(経験済み。笑)

今回は潔くお客さんモードになることにして、
代わりに、美味しいお土産を買っていったり
空気みたいに家族になじんでみることに注力しました。笑

事前準備

自分の実家は、母が保育士ということもあり
小さい時から息子を預けて夫と二人で出かけたりしていたので
家事・育児放棄のためには
一言「お願いします!」というだけでOK。

物理的な居心地の悪さは、日中自分が出かけることで解消することにしました。

問題は、義実家です。
家事はお客さんモードになることで放棄できるとして、
育児の放棄はノープランでは難しい。

(義実家は皆優しく見守り型のため、あまり能動的に関わってこない
→自分や夫が息子と遊び、他者がそれを見守るという構図になりがち)

現状の息子のスペックは以下の通り

・5歳でトイレ等身の回りのことは一通り自分でできる。
・自己主張もできる。(これが良いとか嫌だとか)
・あまり人見知りもしない
・外遊びがすき

ということで、どこかに遊びに連れて行ってもらうプランがいいのでは?との結論に。
自分も楽しめるお出かけ先であれば、育児しているというよりも一緒に遊んでいる感覚で楽しめる!
(移動の運転などは義両親が対応してくれるので、本当に遊びに連れていってもらってるだけ。笑)

また、出先だと義両親も息子に「ここも行ってみる?」など
色々と話しかけてくれ、交流促進が期待できる。

ということで、早速義実家近くで息子が楽しめそうなところをピックアップ。
夫にプランを伝えて、義実家へシェアしてもらいました。

やってみて、どうだったか

結論。

とても良かったです!!!笑

何が良かったって、最初にスタンスを決めておいたのが良かった。
実際には、状況に合わせて色々予定を変更したり
調整しながら進める形になりましたが

それでも、自分が「できるだけ家事・育児をしない」と決めておいたことで
変に気を遣って疲れたりすることもなく
気兼ねなく「お願いします!」と言えて
長期間の滞在でも、疲弊することなく楽しめました。

出先では、義実家(実家)+息子チーム、私と夫チームに分かれて
別行動することも多かったのですが(ここは意図的に行った)

息子チームは親なしでもとても楽しめたようで

「次は◯◯しようね」「今度はここにも行こう!」など、
次回の話もでてきていたので
お互いにとって良い時間になったのではないかと思っています^^

家事・育児をやめてみた結果、行き着いた先

家事・育児から離れて自由に過ごした結果
行き着いた先は、意外にも

「自宅で家事・育児をしながら過ごす毎日への感謝」

でした。

家事・育児をしない生活は確かに余裕があって、
毎日誰かに全部やってもらうことで、自分の頭に余白ができて
いつもは考えられないようなことや取り組めないようなことも
できたりしました。(難しめの本を読む、など)

でも、がんばった達成感や充実感は、少なかった。
好き放題遊ぶのも、少しの時間は楽しいけど、
思ったよりすぐに飽きてしまった。

どうやらわたしは、毎日「時間がない!」と騒ぎながらも
家事・育児・仕事を工夫しながら頑張って、

脳みそに汗をかきながら
溜まったストレスをコーヒーで洗い流して(笑)

達成感や充実感を得て過ごすのが好きだったようです。

家事・育児を助けてもらったことで、
こんなにも沢山のことを毎日ひとりでやろうとしていたんだな
と気づいてびっくりもしたけど。

バタバタの毎日が、ちょっと愛しく思えるようになりました^^

(でも、帰省時の家事・育児放棄自体は結構よかったので
今後も続けてみようかと思っています。笑)

というわけで、自宅に帰ってからは
玄関をくぐった瞬間から一度も座らずに
スーツケースに詰め込んだ荷物の片付けを行い、

そのまま座ることなく普段やらないような細かいところまで
3時間以上ぶっつづけで掃除するという極端な行動に(笑)

わたしのあまりの行動力っぷりに、
夫は「どうしたの?」「大丈夫?」と目を丸くしながら驚いていて、
次第に「そんなところまで掃除ありがとう」と感謝され、
最終的には「なんかゆっくりしててごめんね…」と謝罪までされました。笑

そんなこんなで、翌日からまた5時半起きを再開…とはいかず
休みボケで今日は6時に起きたけど、
意気揚々とモーニングルーティーンを回しています。

たまに環境を変えることで、いつもの日常が少し違ってみえる。
「当たり前の毎日」のありがたさを実感する、貴重な体験となりました。

今回は、帰省をポジティブに過ごすための工夫でしたが
毎日に疲れたり、停滞感を感じたときにも
「新しいスパイス」として環境変化を取り入れてみると、
楽しみながら毎日を過ごせるかも、と感じました^^

皆さんも、毎日に「なんだかな~」と思ったら
ぜひ他力を存分に使って色々放棄してみてください。
もしかしたら「いつもの毎日」が、少し恋しくなるかもしれません^^

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