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双子の育児はつらい?女の子はラク?世間のイメージと5児の母の考え

慣らし保育も順調に進み、今週から小学校もスタート。
今、この家には私以外誰もいない。

春の風をBGMにしつつ、
「桜ももう終わってしまうね……。
 へへ、静かすぎてちょっとさみしいや……」

なんて感慨にふけったり………

は、もちろんない。(断言)
そんなことしてたらせっかくの一人時間が刻一刻となくなってしまうのである。
そんな暇はない。
早く自分のことをしないと……!!
と、この調子で
急にこんな一人時間を与えられると、焦って仕方がない。

さっそく今回の本題に入る。

子育て中に降りかかる数々の「イメージ」「偏見」

shiiimoは現在5児の母。
小3長女、小2次女(自閉症・ADHD)、双子の長男次男(年中)、1歳の三男。

別記事にて子どもたちへの思いは先日書き出してみた。よしなに。

noteを初めて間もないわけだが、
こうして記事を記載していると、忘れかけていたさまざまなことを思い出す。
それは子どもたちを育てているうちに聞こえてくる
こんな声や偏見も含む。

「双子と年子、どっちの方が大変?
「双子よりも年子の方が大変っていうよね?」
「やっぱり、男の子は大変でしょ?
女の子は楽だし、上が女の子でよかったね」
「お姉ちゃんと末っ子ちゃんは離れているから、そこはお世話してくれるし楽だね?」

これまで交わされてきた何気ないことばたち

自分自身、これらの思いは抱いたこともある。
記憶にはないが、誰かに言ったこともあるかもしれない。
そしてママ友と何気なくそんなことを聞かれて
「ああ、そうですねえ」とか
「いやあ大変でしたあ」とはにかんでおいたり。
「そうそう、男の子はおばかさんでねえ~」
と走り回るお互いの男児たちを見守りながら話すこともある。

さてはたして、どうだろう。
結論からいえば
こういうものに「答え」はないだろうと思う。
ただ、なんとなく交わしていた上記のような言葉たちに
多少のもやもやを感じてきた人もいるのではと思う。
今回はそんな同志たちにむけて
ひとりの母の子育て事例として記載してみる。

shiiimoの場合

まず、いろいろ連ねていくと
子ども個人個人への思いが溢れすぎて
文章がまとまらないことが発覚したので(すでに立証済み)(はよかけ)
以下にまず結論をまとめる。

年子は大変。年の違う赤ちゃん×2
双子は大変。新生児×2。
・うちの長女と次女は、shiiimoの体感的には、育てやすかった。
 だからこそ3人目に踏み切ったところもある。
(結果予想外に双子がうまれたが)
・女子→男子を育ててみて思うのは、男子は
「身体が重い」「想いが重い」「身体が硬い」「意思が固い」
 でも、個体差もある。
・男子だからというわけでなく、我が家の場合は双子弟の泣き声がレベチででかすぎて、毎晩泣き叫び夫婦でノイローゼになりかけた
結果として、我が家は女子は育てやすく男子は肉体的精神的に大変だった。が、生まれ持つ性格の差だと感じる。
育てやすかったからこそ、大きくなってから長女はなにかと苦労している気も……

あくまでも我が家の話である


うん。
結論。
全部大変です!!!!!
女子でも男子でも年子も双子も
子ども育てるって てぇ~へんだぞ!!!!(急な〇悟空)

では、ここで思う人もいるだろう。

おめえ、じゃあなんで5児の母やってんだア?(続・悟空)

shiiimo年子の母時代


一番の仲良しのふたり


正直、年子を育てている時代のshiiimoには、
5児の母になるなんて考えられないだろう。
年子を育てている時代の記憶は、あいまいだ。
それほど一番大変だった。
しかしそれは、年子だから、ということではない。

購入したばかりの新しい家に
新生児と1歳と、3人きり。
朝から晩まで仕事の夫はおらず
1人で、知らない土地で、年子のお世話をする。
朝から動き回りがんばってもがんばっても
「え。まだお昼……?」
毎日が長すぎた。その記憶だけはある。
寝かしつけたあとの天使たちの顔を見つめて
「今日もなんもできなくてごめん……」
何度も謝った。

その後の職場復帰での苦戦っぷりは
過去に記事でも記載した通りだ。

shiiimo 4児の母時代


同じ保育器に入って運ばれていた入院時期

その後、苦戦している中での双子妊娠。

双子のお世話は、感想としてひとこと。
寝られぬ
もちろんその他さまざまな大変さもあったが……
まず先に来るのは、常に眠い。ということ。

しかし年子時代と決定的に異なることがあった。
夫も同じタイミングで、1年間の育休を取得したのだ。
これまで関わってこれなかった子どもとの時間を埋めるように
夫もじっくりと家庭に向き合ったのである。

子どもも倍に増えたが
今回は大人の手が2人分ある。
それだけで、私の精神状態は安定そのものだった。


「少し昼寝したい」「美容院に行きたい」
やりたいことがあれば、
「いいよ。行っておいで」と二つ返事してくれる夫がいつも一緒にいる。

子どもに向き合うために必要だったのは、これだったのだ。
予期せぬ4児の母になったことで、
shiiimoは痛感した。

ここにいるのは自分だけではなく
誰かもいっしょにがんばっている。
支えてくれる。
毎日頑張っていると実感させてくれる。

それを実感できるのが
shiiimoにとっては夫だった。

あと、単純に。
3度目は慣れた。
いや、「もう慣れたもんだ」と言い聞かせながらやれた。
そして
「ちょっとこれはどうだろう?どうしよう」
とふと不安に思ったときに、
その場で相談できる大人が近くにいた。
それが、本当にshiimoにとっては大切だった。

そして5児の母へ……

お姉さんになったころの次女と。

復帰後もshiiimoの精神は安定していた。
世間はコロナ禍だったが、
そのおかげもあり在宅勤務が夫婦で可能に。
夫に至ってはずっと家にいるので
困ったら仕事部屋にいる夫に頼れると思うと
shiimoの仕事もはかどった。


正直、育休から復帰しても在宅勤務で
ず~~~っと夫が家にいるので、無理な人は無理な状況かもだが。
shiiimoは夫LOVEなので問題なかった。(知らん)

ということで(?)
夫婦も安泰で、ほどなく5人目を妊娠。
もちろん、
「5人を満足に育ててあげられるか?」
という葛藤はあり、夫婦でも悩んだ。
それでも望んで産めたのは

夫も育児を自分と同じレベルでこなしてくれると信頼している
・兄弟がいると遊んでくれるので実際はわりと大人数育児は楽
・恵まれたことにshiiimoは身体が丈夫かつ4回の妊娠でつわりがほぼなし

つわりに関しては本当に運としかいいようがない

上記に尽きる。
私たちは運がよかった。
本当にそれに尽きる。

5児の母となってからは、
また新たな発見もあり
子どもが大きくなったからこその苦難もあり……。

でも、「5人の子どもを育てる母ちゃん」として
今は落ち着いて
自信をもって子どもたちに向き合える。
ここまで時間がかかったと思う。
でも、あの頃誰にも頼れずに
子どもたちに悩みながら向き合った自分のおかげだ。

あの頃のshiiimo、
おつかれさん。
ありがとう。


もしこれを読みながら
孤独に育児をがんばる誰かがいたら
もう十分にがんばっているから、と。
誰か頼れる人にすべてを任せる日もあっていいと。
背中をさすってあげたい。
あなたは本当にすばらしいと。

そしてしがない主婦の一人だが
たとえばshiiimoにぶちまけていただいてもいい。
誰でもいい。
ぜひ「頼る」練習を重ねてほしい。
それは自分のためでもあり
子どものためにも直結していることだから。

さあ、今日もがんばって生きた!!
えらすぎ。みんな最高。
おつかれさまでした。



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