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1歳3か月 はじめの1歩

 娘が1歳3か月になった。

 今月のニュースは、2歩ほど歩いたこと!

 予防接種を受けに行った病院の待合室で、座った状態から何も掴まらずに一人で立てるようになった。「わあ~!」と言いながら自分で拍手。誰も見てなかったけど、周りの患者さんをチラチラ見て「すごいでしょ?」とばかりに拍手を求めていた。

 翌朝、一人で立つところを動画に撮っておこうとスマホを向けると、ゆっくり立ち上がり、そのままヨタヨタッと2、3歩あるいた。後ろ姿だったけど初めて歩いた瞬間をビデオに収められた。

 このままどんどん歩いちゃって、赤ちゃんから子供になっていくんだなあ、とジーンとしたものの、その日からあんまり歩かなくなった。娘は正座の状態でピョンピョンと跳ねて前に進む、という移動方法をマスターしていて、基本はハイハイだけど、手におもちゃを持っている場合や、テンションが上がっているときは、膝ピョンピョンで前に進む。歩くよりこっちのほうが早いし、って感じだろうか。歩く必要性をあまり感じていないのかも。

 年始、私と夫の二人分の誕生日プレゼントとして、プロジェクターを購入した。我が家にはテレビがなかったので今まで子供番組を見せる機会がなかったけど、せっかくプロジェクターが来たので、テレ東の乳幼児向け番組「シナぷしゅ」を見せてみた。さすがは東大赤ちゃんラボ監修と謳っているだけあって、娘もすぐ虜になった。特に、オープニングソングと「世界のいないいないばあ」というコーナーがお気に入り。というか、娘はとにかく"いないいないばあ"が好きだ。ぐずっていても、ちょっと隠れて「バア!」と出てくると、簡単に機嫌を直してくれたりする。娘に布を被せると、クスクス笑いながら「ないないない…」と言い、十分にためてから、「ばあ!」と布を取って、満面の笑みで登場する。いないいないばあは偉大だ。

 毎週行っている児童館の赤ちゃんクラブで、娘が最年長になった。児童館に通い始めたころはマットの上で寝っ転がってるだけだったのに、児童館の先生も、友達のことも大好きで、我が物顔で遊んでいる。

 娘もだけど、ほかの子たちもグングン成長している。ほとんど毎週会っているのに、その変化が目に見える。髪が伸びたとか、目つきがしっかりしたとか、お座りが安定したとか、歯が見えてきたとか、ハイハイが速くなったとか、そういう些細な成長を一緒に喜んでくれる人がいるのは、子育てをする上でものすごく心強いことだ。このままこの地域に住んでいれば、同じ小学校に通う子たちもいるだろう。児童館で一緒だった子たちが小学生になって、通学路ですれ違ったら、「こんなに大きくなって…」って涙ぐんでしまいそうだ。みんな元気いっぱいすくすく育ってほしいと思うし、何か困ったことがあったら助けてあげたいと思う。地域で子供を育てるって、こういうことなのかな。

▷その他もろもろ覚書

・トマトが好き。四等分したプチトマトをもりもり。
・お箸を使いたがる。
・ティッシュを落としたり、シールを口に入れたり、ゴミ箱の蓋で床をドンドン叩いたり、あえてイタズラしてニヒヒと逃げ出す。こらー待てー!とか言いながら追いかけると喜ぶ。
・「はぁい」と言いながら、指差しでいろいろ指示してくる。
・おもちゃを隠すと「あれぇ?」と言う。
・ベビーサインで”お父さん”を習得。お父さんの話をすると、お父さんサインを見せてくれるようになった。
・「大きな栗の木の下で」を歌うと栗のポーズをしてくれる。精一杯腕を伸ばして、やっとおでこの上で両手が合う、小さな栗がかわいい。
・皿やマグを机にガンガンぶつける。
・首を横に振ったり、縦に振ったりでYes/Noを伝えてくるようになった。
・白米は大人と同じものを食べる。焼き魚が好き。
・洗濯物を干す時にハンガーを渡してくれたり、電気を消す、バスの降車ボタンを押すなど、小さなお手伝いをするようになった。

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