しーさん
食べ物の話は止まらない
娘は2歳4か月。 最近、もしやイヤイヤ期って終わったのでは...? というぐらい急激に大人になっている。いや、もちろんまだまだ油断できないけど。 数ヶ月前の育児日記を読むと、お風呂に入ってくれないとか、全然着替えないのが大変とか書いてたけど、最近はアッサリお風呂に入って着替えてくれる。保育園に行くのをグズったり、アニメを見たがってグズる時もあるけど、大抵ケロッと機嫌を直してくれる。 突然服を脱ぎ出して裸でキャッキャッと走り回る悪癖はあるけど、それも家の中だけになっ
アカデミー賞 主演女優賞と助演女優賞、双方にノミネートされている「ナイアド」を見ました。 30歳で引退した女子スイマーが、現役時代に果たせなかった夢を60歳を超えてから実現させたという、本人の自伝を基にした映画。その夢というのが、キューバからフロリダまで160キロもの外洋を、50時間以上かけて泳ぐというもの。これ、実話なのか…。 30年来の親友であるボニー(ジョディ・フォスター)にコーチを頼み、2人で前人未踏の無謀な夢に挑戦します。 外洋ですからもちろんサメやク
アメリカで大ヒットした「バービー」。ピンクの服を着てバービーを観に行く、みたいなインスタグラマーたちの投稿を見て、「へえ~」と冷めた目で見ていたのですが、鑑賞してみると想像以上に面白かったです。観てよかった! オープニングのクレジットに、ウィル・ファレルの名前が出てきて、何も知らなかった私は、「えっ! ウィル・ファレル出んの?! 何役!?」と一気にワクワク。 ウィル・ファレルは、バービーを作ったマテル社のCEO役で、愛すべき老害おじさんをめちゃくちゃ可笑しくキュート
デパートに用事があり、朝一番に向かったところ、うっかり開店前に着いてしまいました。 開店まで15分。ウロウロしていると、どこからともなく若い女性たちが現れ、あっという間に10人ほどが入口に並び始めます。列はどんどん長くなる。 これは何か特別な催しがあるのでは、と私もつられて列に並びデパートのサイトで確認してみると、バレンタイン催事の初日でした。有名なお店でも来るのかなと思って更に調べてみると、出店店舗一覧にフィリップ・ベルの名前があるではないか。 たまに田中みな
アカデミー賞まであと1か月! ということで、配信で見られるノミネート作品をちょこちょこ見始めました。 「マエストロ」は、音楽家 レナード・バーンスタインの半生を描いた映画。バーンスタイン演じるブラッドリー・クーパーが、監督も共同脚本もプロデューサーも務めています。「アリー/スター誕生」以来、2作目となる監督作。 まず、ブラッドリー・クーパーのバーンスタインへの変身ぶりがすごい。ヘアメイクのカズ・ヒロの手腕により、20代から70代までのバーンスタインを、本人そっくり(
もうほんと、これに尽きるわ、2歳児育児。 娘はおしゃべりが上手になって、常に歌うか、しゃべるかしている。舌ったらずなのに、いっちょ前に日本語を使いこなしていて、毎日「えっ、そんな言い方知ってるの!」と驚く。 私が咳をしたり、「アイタタ…」なんて呟くと、「お母さん だいじょうぶ?」「腰 イタイイタイ?」なんて心配してくれたり、夜中に寝ぼけて目をつぶったまま「お母さん ギューして」とくっついてきたり、ほんと~に、かわいい。そして同時に、めっちゃ大変。 最近、とても大
娘が2歳になった。 1年前、1歳になったときも感激したけど、2歳もこれまた感慨深いぞ。一気に年齢が2倍になる誕生日なんて2歳だけだ。 「何歳になったん?」と聞くと、「にしゃい!」と、指でぎごちないピースもどきを作る。去年の誕生日はよく分かっていなかったのに、今年は自分の誕生日だとちゃんと理解している。いろんなところでお祝いしてもらったのが嬉しいみたいで、誕生日から1週間以上経った今も手拍子付きでバースデーソングをノリノリで歌っている。 誕生日プレゼントに、おばあ
※ 内容に触れています ※ これほどまでに事前情報なしに映画を観たのは、子供のころ以来かもしれない。 といっても公開から2週間ほど経っていたので、賛否両論あるらしい、というところまでは分かっていた。「訳が分からない」と言っている人も多いらしい、と知っていたけど、実際に見てみた私の感想は、圧倒的な"賛"だった。 映像があまりにも美しくて、楽しくて、主人公 眞人の目線で物語を追いかけた。どっぷりと映画の世界に浸かった2時間が心地よくて、夫に子供を託して二度も観に行っ
娘が「おばぁけだじょ、おばぁけだじょ」と言う声で目が覚めた。 「おばけだじょ」というのは、娘が気に入っている絵本のタイトル。今娘が話せる一番長い単語かもしれない。なぜか「ば」に強めのアクセントがつく。 夫が仕事に行ったあと、「おーたん(お父さん) バイバイ ちた」とお見送りを反芻。夫のことは"おーたん"、私のことは"ママ"と呼ぶようになった。「ママァ!」とかなりハッキリ呼んでくれる。気付けば、話せる言葉が随分増えていた。 歌も好きで、「きらきら星」「ぞうさん」「
今年の大文字は、家族三人で一緒に見ることができた。 コロナ禍は一部のみの点火だったし、去年は夫が仕事、娘は寝ていたので私一人で見た。京都に引っ越してから、三人そろって見たのは初めてだった。 今回は娘も起きていたので一緒にベランダに出たけど、大文字には興味がないようで、ヘリコプターばかり見ていた。 静かに燃える炎を見て、父と祖母のことを思った。これで夏が一区切り。暑さはまだまだ続くだろうけど、入道雲が似合うような本当の夏はもう終わってしまう。 お盆は私も娘も1
断乳してから1か月が経った先日、助産院でマッサージを受けて、残っていたものを出し切ってもらい、長かった私の授乳生活がいよいよ終わりました。忘れないうちに断乳の経緯と成功の喜びを書き残しておこうと思います。 そして、オッパイ依存度強めの赤ちゃんの断乳記録として誰かの参考になれば。 当初の予定 娘は産院を退院してすぐに哺乳瓶を拒否し、それからオッパイ一筋で生きてきた、生粋のオッパイ星人。 1歳を過ぎてからは自分の意志で私の服をめくって飲むようになってしまい、不安な
1歳7か月。ついに、ついに、断乳した。 子育てのマイルストーンを1つ乗り越えたような達成感だ。なんてったって、母乳一筋で育ってきたオッパイ依存度高めの娘。私にとって断乳成功は、娘が小学校に入学したぐらいの喜びだ。 金曜日の夜から、土日にかけて断乳を決行した。 断乳についてはまた詳しく書いておきたいけど、結果としては、思っていたよりもすんなりと成功した。めちゃくちゃ大変な週末を予想していた私と夫は、拍子抜け。あんなにオッパイオッパイだったのに、驚くほどあっさりと乳
4月から娘が保育園児になった。 初日は1時間、次の日は1時間半... と、じわじわ保育園での滞在時間を増やしていき、2週間ほどで夕方まで保育園にいられるようになった。 ネントレもせず、乳離れもせず、寝かしつけは添い乳一本槍の我が娘。人に預けたこともないし、四六時中私にベッタリ。その上、ごはんは全然食べない。こらゃ慣らし保育は苦労するぞ〜と覚悟していたけど、さすがはプロの先生方だ。娘は少しずつだけど着実に、新しい場所と、先生と、友達に慣れていった。そして私自身も、すで
娘は1歳4か月。 カンガルーの赤ちゃんみたいに、いつもスリングの中にすっぽり収まっていたのに、今では大きく長くなった手足をジタバタ動かして、スリングの中から私をガンダムのように操縦している。 久しぶりに会った同じ月齢の友達が、靴を履いてテクテク歩いているのを見てビックリした娘は、その日から突然、歩く練習を始めた。娘的には衝撃だったみたいで、”えっ? もう靴、買ってもらったん?”って顔で、全身を見つめていた。 まだ足の関節を曲げることができないのか、足を伸ばしたま
実家に帰ったついでに、実家の本棚を探っていたら、懐かしい漫画や本が出てきた。もう一度読みたいなと思ったものは、とりあえず自宅へ持って帰ることにした。ついでに、娘用の絵本も物色。私が子供の頃に読んで(もらって)いた絵本が、今もまだ本棚にずらりと並んでいる。 福音館書店が出している、「こどものとも」という月刊誌は、私が幼稚園に通っていたころに購読してもらっていたもの。薄い冊子のような絵本の裏に、母の字で私の名前が書いてある。ページをめくってみると、何度も何度も眺めた、懐か
娘が1歳3か月になった。 今月のニュースは、2歩ほど歩いたこと! 予防接種を受けに行った病院の待合室で、座った状態から何も掴まらずに一人で立てるようになった。「わあ~!」と言いながら自分で拍手。誰も見てなかったけど、周りの患者さんをチラチラ見て「すごいでしょ?」とばかりに拍手を求めていた。 翌朝、一人で立つところを動画に撮っておこうとスマホを向けると、ゆっくり立ち上がり、そのままヨタヨタッと2、3歩あるいた。後ろ姿だったけど初めて歩いた瞬間をビデオに収められた。