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俳句5句and雑記

春風や 白髪抜くよに 雑草摘まむ


ここ2,3日とても暖かく、外に出ると生ぬるい風と思えるくらい、おだやかなゆるい風が吹いていて。

盛り土を見ると、小さな雑草の芽がここかしこと芽吹いています。庭にもここかしこと雑草の小さな芽吹き。

1センチ、5ミリ、3センチくらいがほとんどで、時に5センチ、大きくて8センチくらいの小さなふと抜いてみると、とてもやわらかくて、湿った土からするするするととれたり、でも、中には手強く、プチンと切れる小さな雑草もあったり。早いのは、スコップで土を掘り起こして、芽をつまんで土を振り振り落とすのだけれど、1つずつ摘んでいく。


パーの手の平一杯になった摘んだ雑草を握りしめた時、ふと自分の白髪も同じようにツンツンたくさん白髪パレードになっていることが重なり合った、そんな風景を読んでみました。

飛行船 花の斜面 舞い降りて


イメージ

春風に揺られながら、ふんわり飛んでいる白い飛行機。音もなく飛んでいくのは宇宙船なのかそれとも、紙飛行機なのか!?の妄想。静かにふんわりした白い飛行機がいいですね。

花絨毯 青空に浮く 飛行船


https://www.i-iro.com/dic/blue


花絨毯 ホリゾンブルーに飛行船


https://www.i-iro.com/dic/horizon-blue

お花畑に広がる青空をみていたら、浮かぶ白い物体。よくみると飛行船だったみたいな場面を読んでみました。

花起きる 春のレイヤー 飛行船


https://www.i-iro.com/dic/canary-yellow


https://www.i-iro.com/dic/chartreuse-yellow

春の暖かな気候で、冬眠していた草花が芽吹き、横に広がる葉も陽射しの方向へピンと向かっている。春の風は黄金の層のようにキラキラ何層にも連なっているかのようで、飛行船の道にもなっている様子をイメージしました。

つらつらと書いてみる


でもまぁ、雑草も白髪も同じ生命体ではありますが、なぜか人間の美的趣向によって見つけた瞬間、硬直してしまう、そんな傾向さえあります。自然視点でみれば同じ芽吹きなのに、人間の目的に沿わない、阻害するという理由からなぜか摘むことがよしとされがちな雑草と白髪。でも、御年輩の方などで白髪こそ美しいといえるほどに、魅せておられる方もいるわけで。扱いきれない私はやっぱり摘んではおぉ、今日の収穫20本とか言って楽しむんだろう。ちなみに白髪って頭皮の乾燥からくるのかなと最近発見。でもこれは、頭皮が乾燥しているから白髪になる、ということでもなく、多分、白髪が生えるところの頭皮は乾燥(も)している、ということなんだろう。

でも、一方で白髪に対して憧れも持っていたりする。昔、ティモテというCMがあったけれど、あの人は金髪だったけれど、もし白髪だったとしてもきっときれいだったんだろうと。順番として、黒髪から白髪になるから、白髪がポツポツ、どんどん、まだらに入ってきて、しかもメッシュのような感じでもないために、歓迎されないムードになるんだろうけれど、もし、生まれたてが白髪で、年を経過すると黒髪になるのなら、白髪っていいもんだってなるのにねと思ったりします。そうなると、まつ毛や瞳の色も違ってくるのかもしれない。

「雑」とは広い範囲を表す漢字でもある


海外と日本では異なる「雑草」の概念
稲垣:雑草って、アメリカや海外で言う「雑草」と日本語の「雑草」ってぜんぜん意味が違っていて。英語では「weed」と言って、これは完全に「悪い草」という意味で、向こうはやはり良いことと悪いことが完全に分かれるんです。
倉貫:なるほど。
稲垣:日本人の植物の分け方って、食べられるものは「菜っ葉」とか「菜」って全部言うとか、飲めるものは「お茶」「甘茶」とかもありますが、そういう感じで利用方法でカテゴリーをその昔は分けていて、それ以外のものは全部「雑草」みたいな。だから日本語の「雑草」って、「その他たくさんの草」みたいな意味合いでできているんですよね。雑草なんだけど、例えばヨモギは草餅に使って利用してみたり、でも悪い草として抜いてみたり。なんでもアリみたいなところが、「雑草」という言葉のおもしろいところでもありますよね。
倉貫:分類し切れないものを「雑草」に入れちゃうんですよね。
稲垣:そうですね。
仲山:逆に、植物の中から食べられるものや飲めるものを分類して、残ったものという感じですよね。
稲垣:そうですね。「残ったもの」という。
仲山:最初が「雑」スタートですよね。
稲垣:そうですね(笑)。雑草もそういうところがありますね。
倉貫:おもしろいな。

https://logmi.jp/business/articles/329691

「雑」という言葉が多様性を維持している
稲垣
:英語だと、いい草・悪い草が先に決まっちゃうんですね。
稲垣:そうですね。どっちかのカテゴリーに分けるんですよね。
倉貫:そうすると、「もしかしたらこれは食べられたかも」みたいなやつが悪い草として最初にみなされたら、一生悪い草になってしまう感じがあるから、けっこう救いがない感じがあります。
稲垣:(笑)。そうですね。もうレッテルが貼られてしまいますからね。
倉貫:そうですよね。「雑」だと「まあまあ、いてみようか」「これ、もしかしたらいつか薬になるかもしれない」みたいな。
稲垣:そうなんですよ。だから、最近流行りの言葉で言えば「多様性」ですよね。「雑」という言葉によって、その中で多様性が維持されているんですよね。
倉貫:なるほど。欧米が10年ぐらい前から「ダイバーシティ」とずっと言い続けているけど、わりと日本の雑草の文化だと、「元から多様だな」みたいなところはけっこうあるのかもしれないですね。
稲垣:そうですよね。私は今こんな話をしていますけど、学問としてというか、科学として雑草を研究する時は、西洋と同じように「これは悪い草」というカテゴリーにして研究はされているんです。
日本で雑草が研究されるようになった明治時代ぐらいに、西洋からそういう考え方が入ってきたんですが、「害のある草だから『害草学』にしたほうがいいんじゃないか?」というような政府からの指導がけっこうあったらしいんです。
その時、研究者たちが「いや、これは雑草だから。害草ではない」って言い切ったらしいんですよね。だから雑草学って、学問としてはあまり科学的ではない言葉を使っているんです。
仲山:確かに。
稲垣:雑草学という「雑」は、過去の先輩たち、研究者たちが守ってきた言葉なんです。

https://logmi.jp/business/articles/329691

海外では雑草=害を与える草花と捉えられがちなのに対し、日本では分類されていない草花とされていたんですね。

確かに、確定申告での雑損控除という項目を初めて見た時、粗雑とか雑いとか、雑巾など負のイメージしかなかったので、違和感を覚えましたが、実は「幅広い意味の」という意味だったんだと。

さらに生成AIさんも(Image creator)も雑草というプロンプトに対して、私の想像を超えた美しい草花も雑草にはあると理解してきっと、このような画像をいくつも提示してくれました。

きゃぁああああ!!!コンポストですよもう。土の中の微生物達も春を感じて活動している様子なのでしょうか?ナビゲーター(妖精!?)まで登場しています。
え、え、えぇええええ!???土の中の微生物達なのだろうか?
ちょっぴり近くなってきたかなぁ。
え、え、えぇ~!!!?野菜が育っているぅ。
アニメというプロンプトに対して、女子高生が浮かんだのでしょうか?



そう言えば、プロンプトにターゲットの属性を書いていませんでした。ただ、小さな雑草というように、生まれたての草花をイメージするプロンプトだったので、初々しいイラストになったかと思われます。
ワイルドだけど可愛い感、フレッシュです。


AIは平和的で想像以上に未来的思考を持っているのが大きな収穫でもありました。


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