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詩『眠り猫』

眠り猫
作 詩歩
 
その猫は宇宙のガラス玉に
光が注がれているのを眺めていた
 
それから彼は息をはいて目を閉じた
そのままねむってしまった眠り猫
その顔はとても心地よさそう
 
わたしも真似して息をはいて目を閉じた
気がつくとわたしも眠り猫になっていた
 
あと2回地球が回るとみんな眠り猫になる
そんな夢を見た日曜日の午後だった



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