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────フルリモート正社員に、なりたいか?



──────力が、欲しいか?


──────フルリモート正社員に、なりたいか?



だったらこの私が
しっかりレクチャーしてあげるわ。






すみません、
ARMSネタを引っ張っておきながら、ARMSに明るくない私です。



ちなみに、最近副業を目的に、興味分野のSEO記事リライターとしてメディアと契約しつつ、第一記事(本契約後のテストライティング)で速攻契約解除を受けた私です(近況)。


やっぱりぼかぁSEOライター向いてねえ\(^o^)/



さてさて。


フルリモート、って魅力的な響きですよね。


私もコロナが流行る前は


「家で働きたいなあ」


と日々考えておりました。


だってさあ、朝起きて、化粧して身支度して、


夜遅く帰って、家のことやって、


郵便物とか確認したり、洗濯したり、食事したり、、、

・・・って大変なんだもん!


そんな時間も体力も気力もないよぉ!


転機はコロナウイルスの流行。


未知の病による緊急事態宣言を機に、


会社も未知数すぎる体制「リモートワーク」を実施し、
そこに私もぶちこまれました。


当時は皆が試行錯誤な上、
出社組・リモート組のスタッフをまとめつつ、自身も慣れない在宅業務に身を投じたり、


(出社組vsリモート組で不穏な雰囲気出たり、大変だったよぉ)

そこからほとぼりが覚めた頃に、完全在宅で別部署に異動したりとアワアワする日々が続きました。


結論。


リモート最高!


久しぶりに人間らしい暮らしだぜぇ!!!


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コロナウイルス流行前、特に半年間の繁忙期は

「終電退勤なんてあったりめえよ!」

な日々を過ごしていたわたくし。


業務が業務を呼び、私が業務を呼び(?)、業務が私を呼び(?)

それはそれは脳内アドレナリン頼りの日々を過ごしていました。


しかし、

「いよいよコロナってやつがやばい。同ビル内に感染者が出たぞ!」

というタイミングで、

初めての在宅勤務を行うこととなったのです。


さて。

とはいえ、在宅勤務がどれほど緩いか、厳しいか。


これは本当に社内文化によります。


私が在宅勤務を始めた頃は、

世間のキーワードとして「リモートワーク」がセンセーショナルだったこと、

会社自体が未曾有の事態に対して試行錯誤だったこと、

それでも静かに「在宅とてサボりは許さぬ」という無言の圧が社内にあったこと。


これらの風潮から、ゆったりまったり働ける環境ではなかったです。


社内のteamsには会社全体、部署、拠点のチャネルが立ち上がっており、


上長がひとたび発言しようものなら、
おびただしい数の👍記号とともに


「承知しました!〇〇にて対応します!」

「かしこまりました。いついつには報告を上げます」

「承知いたしました!」

「はい!」

「今〇〇にコンタクトをとっています!」


と、「我先に」感万歳のいいね👍とコメントの嵐。


気持ち悪いですねぇ。


でも、私も必死に「我先に」でコメントとかしてましたよ。


「承知いたしました!その件に関してはすぐ調査いたします!」


ってな感じで。

本来の業務+業務とテレワのチューニング、
テレワならではという名目の、全国的な部署の人員による部署結成で、
コミュニケーションはさらに大変だったような。

というわけで、私の第一次フルリモート生活は、満喫しつつもそんなに楽ではありませんでした。


とはいえ。


とはいえですよ。


出社生活では相当無理をしていたので、


「朝の身支度をしなくて良い!」

「出退勤の通勤が不要!」


はとっても嬉しかったです。


やっと、やっと人間らしい暮らし〜!!!


さて。


そんな感じの、大手企業病の会社でモーレツ社員として働いていた私は、
まもなく退職。


やがて小規模なWEB制作会社へ転職いたしました。


そこの会社も、9割9分フルリモート。


出社も、

「初日なので同業務人員と挨拶」

とか

「社長と同業務人員とメシ」

とか、

全然業務上に必要はない程度の理由。


それに、

上長の鶴の一声にババババー!と反応しなければ反逆者!死!

みたいな風潮もないので、


業務に不慣れな段階ではゆったり仕事に当たれたし、


業務に慣れてしまえば、連絡がつく状態であれば
やることさえやってればOK。


そんな感じの、ゆる〜ry・・・もとい、
一人の人員に対し、責任と業務範囲が明確な企業に転職しました。


現在では、そんな会社でディレクターとして

ゆる〜く

働いています。


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さあさあさあ。

結局、フルリモートで働くってどうすればイイねんって感じですよね。


手っ取り早く、


フルリモートでうまくやっていけそうな人員を求めている会社を狙う」


です。


・リモートに疎くない業界
(IT・WEB)

・リモートでも任せられる経験を養う
(ある程度放っといても業務ができる・コミュニケーションに不安がない)

・会社の業態がそこまで大きくない
(リモート全体の企業は、事務所家賃を抑えたいため小規模事務所がち。)

・社長もしくは組織・上長が成果主義。
(きちんと結果を出していれば、うるさいことは言わない。)


私は派遣・契約社員生活を潜り抜けているうち、

気がついたらWEB関連・ステークホルダーとのやり取り・マネジメント経験を経て、

WEB運用のフルリモート人員を求めている制作会社に拾われたといった感じです。


企業も、

・コミュニケーションを重視したい

・組織として統制を取りたい

・(細かなマネジメントまではできないので)一人の裁量を持たせたい

・皆が長くいて欲しいのでフレキシブルに対応したい

・業界的に対面対話がキモ


と、「会社としてのあり方」のビジョンはそれぞれあり、


規模感、業務内容、スタンスによって求める人員像も様々です。



これは、

大人しい子が好き、

たくましい人が好き、

面白い人が好き、

学歴がある人が好き、

とにかく顔がいい人が好き、

ぐらいの、好みのようなもの。



企業の数だけ、入ってほしい社員の理想像がある。


というわけで。


フルリモートでさえ、硬い・緩いもあるほど。



あまり重く考えすぎず、


・フルリモート会社にはどんな求人があるか


・そもそも自分はなぜフルリモート会社に勤めたいのか
(早起きが苦手?個人プレーをしたい?フレキシブルに働きたい?)


こういった部分のリサーチを行って、うまくやっていけそうな会社を探しながらフルリモート会社員を目指してみてはいかがでしょうか!


もちろん、企業側にとって、社員が目の届かない範囲にいることは、大変リスキーでもあります。


そこを理解した上で、


しっかり責任を持って業務を達成できる者か否か


(と、少なくとも所属先に判断してもらえそうか)


が、フルリモート民の安息生活のキモです。


「こいつ大丈夫かぁ?」


なんて視点を向けられていては、
拘束の目が厳しくて自由にやれませんから。


というわけで、フルリモート会社員を目指す方向けのリアル意見の提供でした。

私は現時点、

自身でコントロールできるほどの業務量で、
むしろ余白ありすぎるくらいの業務量で、
裁量があって、ええ感じに過ごしてます。


ま、たまにモーレツ会社員時代が恋しくなっちゃったりもするんですけどね。

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