「非日常」にドボン、とな
みなさま、良い天気ですね。
私は午前中休みなので、開き直ってゆっくり書いております。
----------------------------------
私は結構な銭湯マニアで、時間が空けば「銭湯行こっかな」と考えています。
例えば、友達との待ち合わせ時間、外回りが早く終わった帰り道。
カフェではなく「銭湯」と入れてGoogleマップで検索しています。
ほら、今の時期って寒いし。ちょうどいいんです。
しかも安いですからね。一律470円。
これで全身の温かさとリラックス体験が買える。安いですね。
都内には意外とどの街にも銭湯があるんです。
きっと、あなたの街にも。
ぜひ試しに「ちょい銭湯」してみてください。(なんの薦め)
さて、私の家の近くにもいくつか銭湯があるので、今日も仕事終わりに自転車を飛ばして行ってきました。
寒さや仕事の疲れなんて何のその。ワクワクしながら自転車でひとっ走りして、たどり着きました、「松の湯」。※最後に紹介ページをつけております
なんともレトロな外観。
番台で回数券を出して、「女湯」の暖簾をくぐると、モワッとした空気が包みます。
意外と若い人もいたりして。
人間観察をしつつ、お風呂を楽しみにしながら服を脱いで中に入ると、
期待を裏切らない「THE・富士山」。
やっぱこれだよなあと思いながら、いつもより丁寧に身体を洗います。
シャワーヘッドが固定されて使いにくいんだけれど、それもいい。
目に泡が入らないように注意しながら、前かがみになって髪をわしゃわしゃ。
洗い終わっていよいよお風呂。まずはお目当ての露天風呂へ。
都内の銭湯はけっこうお風呂の種類も充実していて、露天風呂や温泉、炭酸泉、洞窟?などなど、スーパー銭湯顔負けのラインナップを楽しむことができます。
そう、今日はこの露天風呂に入りたくてこの銭湯を選んだのです。
一人用としか言いようのないサイズの露天風呂。もちろん貸切です。
お風呂の面積分だけ天井が空いていて、ひんやりとした外気が身体を包みます。
ドボン、と湯船に浸かって見上げると、ちょうど雲が流れて月が見えたりして。
ここは箱根かな? 極楽極楽。
あったまったら中に戻って、今度は「薬湯」へ。
入浴剤が入っているお風呂のことなのですが、しかしこの「薬湯」という響き、素晴らしくないですか?(湯婆婆〜)
今日は「玉露の湯」なので緑色。
お茶犬の香りに包まれます。
ところで、なんで富士山の絵が書いてあるんだろう。
お風呂を出て脱衣所に戻り調べてみます。
「子どもたちに喜んで湯船に入ってほしい」と浴室の壁にペンキで絵を描くことを発案したそうです。そして、川越広四郎という絵師が、故郷の富士山を描いたのがはじまりだといわれています(日本銭湯文化協会)
特に富士山が見える地域の銭湯ほど富士山が描かれる傾向が強く、関東から離れたそれ以外の地域ではあまり見られません(日本銭湯文化協会)
ふむふむ。リラックスして心も開放的になるということだな。
寒くなったのでまた露天風呂へ。
そんな感じで目一杯楽しんでまいりました。
銭湯に行って銭湯のことを考えるなんて、なんて広がりのない思考回路だろう、と思うけれど、仕方ない。
それしか考えられない。
それくらい、至福の時間。
銭湯が好き。
〜本日の銭湯はコチラ〜
「中延温泉 松の湯」さん
〜銭湯のイメージを覆すおしゃん銭湯〜(唐突の紹介)
「北品川温泉 天神湯」さん
(品川に湧き出る真っ黒な「黒湯」の天然温泉が魅力!)
〜レトロ好きにはたまらない最愛の湯〜
「東京浴場」さん
(天井が高い!天井にも絵が!金魚も泳ぐ!たまに管理人のおじさんが女湯を通る。)
〜泣ける銭湯映画〜(もはや何の紹介)
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』
(杉咲花かわいい。号泣ものだが衝撃のラスト!)
〜追伸〜
お風呂を上がると欲しくなるもの。ビールですね。
私も御多分に漏れず帰り道に缶ビールを書いました。
もう我慢できなさすぎて、思わず玄関を開ける前に外で缶ビールをプシュッとやってしまう始末。
いけませんね、見栄えが。
でもね、寒空の下身体はポカポカで、遠くのビル群をみながら飲むビールは格別だったのです。
あぁ幸せ。非日常最高。といったところでしょうか。
-------------------------------------------
しほ
#note1ヶ月毎日更新チャレンジ 実施中!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?