見出し画像

日本から海外へ「歯科矯正」の転院をしてみた。

こんにちは。

日本で歯科矯正をしてたのですが、先日オーストラリアで歯科矯正の転院がすんなりとできました!

3日前、やっとこさ歯科矯正の転院先を決め、、、なんと2ヶ月半ぶりの調整。

そんな、歯科矯正の海外転院にいたった流れとか、転院して思ったこと、転院初日のこと、ふりかえります♩

<<2022年12月追記。>>

半年ほど転院先で治療した結果、現在はここで書いていることとは違う印象を持っています。(また後日ブログに書きます。)ですので、1つの体験談としてご覧いただければ幸いです。


3回予約した、初回診察。

期間空いて軽く後戻りしてたのか、現在歯の動く痛みがいつもより強いかつ、長引いていますw

というのも、転院先たどりつくのに手こずった。笑

2月に転院先探しはじめて、結局日本にいた時からコンタクトとってたシドニーにある医院に決定。

決定打になったのは、以前メールでやりとりしたことあったのと、今わたしが使ってる器具を取り扱ってる点!

日本にいた時にメールで問い合わせして、

「歯科矯正1年ちょいやってるけど、日本から海外に転院できる?治療費は?」

と聞いたら、

「直接口の中を見ないと治療できるかや治療費は正直わからない。写真を送ったとしてもね。でも、渡豪後に医院に直接来てもらえれば相談可能です。また、治療をする場合は、日本の歯科医院からの診察記録や治療方針が必要です。現時点でできることはなかなかないけど、相談に来てくれたら誠心誠意対応させていただきます。」

という感じの、意外にもけっこう丁寧な内容で返信がきて、好印象をもっていたんですよね。

さっそく相談予約をしたけれど、

院長コロナ感染で予約キャンセルになったり、洪水&家の住人がコロナ感染して2度目のキャンセルしたり・・・

さらにキャンセル続けるうちに、シドニーじゃなくても近場ニューキャッスルの医院でもいいんじゃないか?とか、迷走・・・笑

一周まわって、結局キャンセル続きになったシドニーの医院へ、3回目の予約をすることとなりました。^^;


歯科矯正のオーストラリア転院は、できる。

とにかく、「歯科矯正のオーストラリア転院はできる」ってことを、歯科矯正中でオーストラリアに住みたい方や、歯科矯正が妨げになって海外に行けいな方たちにお伝えしたいです。

日本にいたときは、「転院はしない方がいい」っていうのがネット上では主流で、わたしもネットで調べるたびに、「オーストラリア行きは矯正後かぁー」と落ち込んでました。

しかし、マットいわく「オーストラリアの歯科ネットワークは密接で、すぐに情報共有できるから転院はカンタンにできる」らしく、実際に彼が行きつけの歯科に尋ねると、「歯科矯正の転院はできる」と言ったようで、「転院できるんだぁ」と考えが変わりました。

それでも、日本にいたときはオーストラリアで歯科矯正医院を転院した人のブログ探すなどしましたがあまり見つからずで、正直いうと3日前に調整するまでは、本当に転院できるのかと毎日不安でした^^;笑

ただ、医院によって技術や方向性、金額、器具などは違うと思うし、矯正期間や歯の状況によっては器具の全取っ替えや治療不可などもあり得ると思います。

 ですので、あくまで「転院できたよ」っていう1つの経験談として参考になれば幸いです。転院できる可能性はあるってこと伝えたい。

ちなみに、わたしの歯科矯正の状況は、

・矯正器具つけ始めて1年3ヶ月
・上顎は裏側矯正
・下顎は表側矯正
・アンカースクリュー(上顎4番目を左右抜歯)
・親知らず2本抜歯
・上顎2番目は失活気味w

とまぁこんなかんじ。

渡豪が決まって転院したいことを院長に伝えたときは、

「日本でしか扱ってない器具だから、器具を全取っ替えする可能性が高い。」

とか

「今の金額よりも高額になると思っておいた方がいい。」

とか、かなり脅されました・・・w

でも、実際にシドニーの歯科矯正医院に転院してみたら、ぜんぜんそんなことなかった!

というのも、わたしが決めた歯科矯正医院は、日本や他国の器具を買い付けたり、日本語話せる衛生士がいたり、日本で経験がある院長がいたり(=日本人の性格とか文化を理解してくれる)と、日本と縁のある医院だったからかな。

なので、なおさらすんなりだったんだと思います。

器具はそのままでOKだし、初日の相談直後から手際よく調整してもらえたし、金額も全体的に見れば日本の医院より安かったです。技術に関しては一応いろいろ経験のある院長のようですが、とりあえずは様子見です。

だから結局のところ、安心したい場合は「日本と縁のある医院」だと、ローカル医院に比べたらすんなりと転院できるかもだし不安も少なくなるかなぁと思います^^*

といっても、やはり日本で歯科矯正するのが1番安心するよなぁ。言語や人、技術などなど。

なので、むやみに海外転院をおすすめすることはないですが、転院できないからって海外行きを妨げるのももったいないなとわたしは思うのです。

やはり究極ですが、何を優先し選択するかは人によりますよねぇ~

わたしは、歯はとりあえず揃えばいいかなって感じで、完璧でなくてもいいし、価格や手間も少しは融通効かせてもいい。とにかく早くオーストラリア行きたいしマットに会いたいの1つでしたw

転院にチャレンジしてみて個人的に思ったのは、やっぱり言語は電話や診察、状況理解面で大きいなぁって思った反面、矯正途中で転院(ましてや海外)する人なんて少ないし、医院の比較もできるし、いい経験になるなーとワクワクしております♡笑 

・・・では次に、そんなふうに感じた、転院初日についても記しておきたいと思います。



意外にイケるじゃんと思った、転院初日。

ここからは、日記風にふりかえりつつ、思ったことつらつらやります。笑

転院初日は、意外とスムーズにことが進んで、調整までしてもらえて満足でした◎

(転院初日といっても、初回の “相談予約” で行ったのですが、そのまま調整してくれたので初日にカウントです。笑)

転院初日の流れは、

① 受付
② 会話で状況伝える
③ 口の中見てもらう
④ 治療費掲示してもらう
⑤ 3Dレントゲンとる
⑥ 受付で支払い

といった流れでした。



朝10:45の予約だったので、ニューキャッスルにある家を7:00に出発。

質問は以前ドタキャンされる前日に作ってたので、考える必要なし。

一応、わたしの質問リストの一部。

英語も添えておくと、見せるだけでいいから楽です♩Google翻訳で伝わった。笑

シドニー到着後は、慣れないシドニーの街に軽く迷いつつ、歯科医院の前に到着。

当時はエレベーターが壊れてて、階段けっこう登ってヘトヘト。w

受付に入って、10:45に予約した者ですと伝える。

受付は、コリアンっぽい女性と、日本人?っぽい女性(なぜか1度も目が合わず話さなかったw)がいて、コリアンの方がメインでけっこうフレンドリーに対応してくれました♩

(実は、、、コロナで来院30分前にドタキャンされた日、歯医者のために一泊してて、怒りの電話したんですよねぇ。1回目の電話はマットが英語で電話かけたらたぶんコリアンの方で、なぜキャンセルなのかとか謝罪とか何もなくって怒り爆発。2回目に日本人対応の電話番号にわたしがかけて、クレーム伝えました。でも今思えば、コロナなら仕方ない。クレームしたり何度も電話で問い合わせや予約したりしたから、たぶんマークされてたかも。笑)

受付後は、初来院だったので、カルテ的なやつ:個人情報や病歴など、を書いて、

ちょっと待ったら院長からお呼び出し!

ドキドキ。

マットも通訳として一緒に来てもらって、診察台近くの椅子に座る。

わたしは診察台に座って、(荷物置きはないからリュック床に置いちゃったw)

日本で歯科矯正はじめて1年ちょいで、最近オーストラリアに引っ越してきて・・・

など今に至るまでや、矯正の種類などを伝えたり、

日本の医院から持ってきた資料や、

質問のメモを見せたり。

口の中も見てもらって、治療可能かどうかを確認。

「今使ってるのと同じ器具もあるし、治療は可能で治療費はこんな感じ。」

と、紙に書きながら見せてくれました。

院長さんは日本語がけっこうわかるみたいですが、英語がメイン。そして、やっぱりわたしの英語力じゃ完全に理解できなくて、ところどころマットに通訳してもらいました。

わたしの場合の基本的な治療費は、

・月額200ドル=約18,000円
・ブラケット壊れて取れたら50ドル=約4,500円
・ブラケット壊れて失くしたらさらに50ドル。(器具がレアだから。)

などなどで、月額以外は追加料金制。

そんで、診察初日に払った金額は、

・相談費80ドル=約7,000円
・3Dレントゲン費150ドル=約13,000円
・今月分の調整費200ドル=約18,000円

で、トータルは「430ドル=約38,000円」でした。大出費!!

さて、

ごちゃごちゃになりましたが、金額についてまとめると、

わたしの場合、基本的には「毎月200ドル=約18,000円」だけ払えばオッケーということになります。あとは追加料金制で、器具壊したり失くしたりしたら随時支払ってく感じ。

わたし的には、「少し安いな」と感じました。

というのも、日本で通ってた歯科医院では、

・月額38,000円
・プラス、調整する度に6,000円

で、トータルだと「月に約44,000円」。

オーストラリアの転院先の月額と比べると、約26,000円も安いことになります。半額以上!日本は医療費控除とかあっても安いんじゃないかな。

ただし、クリーニングは含まれていません。日本の歯科医院では調整するたびに軽くクリーニングしてくれましたが、オーストラリアの転院先ではクリーニングは別途150ドル=約13,000円と高額。現地の保険で半額になったとしても割高です。

金額説明のあとは、同意書にサイン。

そして、わたしが持参した資料には「ワイヤーのサンプル」が含まれてなかったみたいで、「ワイヤーのサンプルを旧歯科医院から送ってもらえないか聞いてくれ」と言われました。(たぶん無理だよなぁと思いつつOKした。)送れないならいいが、もし送ってもらえるなら助かるとのこと。以前、日本から問い合わせしたときに、ワイヤーサンプル必要って言ってほしかったぁ。

また、

「持参した資料のレントゲン写真だけじゃ分かりにくい(失活や虫歯疑惑の歯もあるしで。w)から、本院の3Dレントゲンを撮らせてもらえるか?」

とのこと。

ヒェー。

というのも、わたしは現在観光ビザってこともあって、まだ歯医者系の保険は未加入。(セカンドビザに切り替えてから申請するつもり。)

なので、実費で150ドル=約13,000円を支払う必要がありました・・・。

トホホだけど、3Dレントゲンとか信頼性あるし見てみたいし、そもそも予約時に相談費用聞いて知ってたので、まぁ許容範囲内でした。

3Dレントゲンは、ふつうのレントゲンと同じ感じで撮影。

その後は、レントゲン一緒に見て、院長がいろいろ分析してくれました。

「上顎の骨が細いから、アンカースクリューで引っ込めるのは、あと少しだけになるけどいい?(もっと引っ込めたいなら手術が必要)」

とか

「レントゲン見ると失活してるようには見えにくい。ただ上の歯茎が弱ってるかも。虫歯もなさそう。」

とか、伝えてくれました。

3Dレントゲンは高額でしたが、矯正スタートした時のレントゲンをアップデートできたし、失活や虫歯も思ってたより悪くないのを知れて、かなり安心したのはたしか◎

あと嬉しいことに、「日本人の衛生士さん」もいらっしゃって、レントゲン対応や院長との相談中にちょこちょこ来てくれて、かなり安心感ありました♡ とっても気さくで明るくて完全プラス要素です。

事前に調べたときは、“ 日本語を話せる衛生士さんがいる ”って感じで表記されてて、日本人はいないと思ってたので、すごく嬉しいサプライズでした!

院長さんはおもしろい方で、どうやってマットに出会えたのか?とか、日本人の子は心配性だからねぇ~とか、冗談まじりで笑って会話しながらの診察でした。(日本の歯科医院も最初だけはすっごく愛想よくて契約後はけっこー雑な扱い受けたので、まだ様子見ですがね!!心配性。笑)

と、転院初日はこんな感じでした。

所要時間は、相談30分、調整30分くらいの、計1時間くらいかなぁ。

とりあえず、転院先の歯科矯正医院が見つかって、調整もできて、ひと安心*

「オーストラリアに早く行きたいけど、歯科矯正のために日本に居続ける。」

なんてゆう決断をしなくてよかった、と改めて思います。

「日本から歯科矯正のオーストラリア転院は、できる。」

すごく自信になった経験でした。

これからも、少しずーつ、チャレンジしながらやっていきます^^*


次の予約は6週間後の5月初旬なので、また調整したら転院先でのこと書きたいと思います。

あとは、通い続けた後に、海外の歯科矯正医院のメリット・デメリットとかもまとめたい。

たのしみです♩

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?