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学校に行かなくてもいいよ!②

お兄ちゃんの登下校の小さなストレス。
これは、本当に些細な出来事。

まず、1つは登校の時。
1年生の女の子がなかなか歩いてくれず、前のこと離れてしまい「もう少し前の子に追いついてくれる?」と言うと「嫌だ〜!」と言われたり
それに合わせてみんなゆっくり歩くから遅刻ギリギリだったりすること。

もう1つは、下校の時。
お兄ちゃんと同じクラスで、近所の男の子。
今度はこの子が友達と喋りたくて、列を乱す。
真面目なお兄ちゃんはその事を注意。

その注意を無視される。
そして、首をこちょこちょされたりカカトを踏まれたり、驚かされたり「やめて!」といっても辞めてくれない。

その子は、班のみんなに注意されても、学校の先生に注意されても一向に治る気配がなく。「どうしたら、解決するだ〜」と頭を抱え込む長男君。


私にとっては3年生の男子、ちょっと調子のったらこれくらいの事するやん!って感じなのだが
それをうまく受け流す事ができない彼にとっては小さなストレスがどんどん溜まっていく、チリも積もればとは良く言ったものまさにそれが長男君の心の中で起きていた。


そして、ある土曜の午前授業の日、お兄ちゃんより早く帰ってきた次男がお兄ちゃんが大変と言う。そして、外からなんかお兄ちゃんの声がする。

ドアをバンと開けると。
走りながらソファーにパンチ。
泣きながら「イライラする〜。なんか殴りたい」とバランスボールを殴ったり、壁を殴ったり大騒ぎ!!

いつも、穏やかな長男の見たこのない姿に、私も旦那も「大丈夫〜?どうしたどうした?」と声かけ、私は「こっちおいで〜」と呼んで泣く長男をギュッとして「何があったの?」と聞いた。

すると「俺はストレス発散の道具じゃない!」と言った。背中をさすってあげてよくよく話を聞くと、そのストレスの元の男の子に「俺のストレス発散だー」と言われて小さな嫌がらせを受けていたみたいだった。


それから、その子の事を思い出したり、自分が嫌な言葉を聞くと、急にまたイライラして暴れ出す。私達もどうして良いか分からず、急にキレだす兄をただ見て「物があるから気をつけて〜」と言うことしかできなかった。

我が家は自分達で言うのもなんだが、本当に仲が良く夫婦喧嘩もほぼ無い、兄弟喧嘩も全然激しく無い穏やかな家庭で、こんなに殺伐とした雰囲気が初めてすぎて戸惑うことしかできず。


ただ、良かったのは旦那さんが3月末から単身赴任すると言う事で約1ヶ月有休消化期間中だった事。

キレまくる、長男を目の前に私達夫婦が出した答え。それはまた次のお話で。

長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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