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【仕事】”仕事をする”とはどういうことでしょうか?

 みなさまお仕事お疲れさまです。

 わたしが製造業でリーダーをやっていた時、新卒や中途採用、異動などで新しく部署に来た人には必ずこのnoteの内容を説明していました。そして、タイトルの質問をするのですが、みなさまはどのように答えるでしょうか?

 『労働することです』や『会社の利益を増やすためです』、中には『お客様の笑顔のためです』なんて言う答えもありました。本当にそうなのでしょうか? タダ働きで良いですか? みなさんお金を稼ぐために仕事をしていると思います。好きな物を買ったり、遊びに出かけたり、もちろん生活のためにお金を稼がなくてはなりません。素直に『お金を稼ぐために仕事をしている』で良いと思います。

 ではそのお金は誰から頂いているでしょうか? もちろん”会社”からです。我々労働者は会社に労働力を提供して、その対価として給料を頂いています。もちろん直接お客様と接する仕事をしているかもしれませんし、個人事業者の方もいらっしゃるかもしれません。どちらにせよ、なんらかの組織に属して、その組織の利益から給料が出ている流れだと思います。

 次にその会社は誰からお金を得ているでしょうか? ここでお客様が出てきます。会社は商品やサービスをお客様に提供して、その対価としてお金を頂いています。

仕事とお金の流れ

 『お金を稼ぐために仕事をしている』と言うのは、お客様が満足する商品、サービスを提供すると言うことになります。日々改善を積み重ね、より良い物をより安く、リアルタイムに提供するため、仕事をしているのです。

 ではこの仕事の反対の言葉、対義語は何になると思いますか?

 それは”趣味”になります。『仕事と趣味を同じにしてはいけない』と聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。趣味というのは仕事と逆の流れになり、趣味を行うために、商品やサービスに対してお金を払っていることになります。例えばジョギングをするとして、ウエアやシューズ、中にはスマートウォッチなどを使う人もいるかもしれません。自分のためにお金を使っているのです。

仕事と趣味の違い

 自分のためにするのが趣味なので、お客様のために行う仕事と同じに考えてはいけない、と言うことです。

 例えば木彫りの熊を彫る職人がいたとして、この人は活き活きとした鮭を躍動感のある熊がくわえている木彫りの像を作っています。しかし、何かおもしろいことをしようと思い、熊にかじりついている鮭の象を作りました。確かに一定数は売れるかもしれませんが、これは本当にお客様が求めている物でしょうか? 

 仕事は付加価値のある物を生み出しお客様に提供することで、趣味はやっている本人とって価値のあることをすることです。改善活動を一生懸命にする人がいますが、趣味になっていたりしませんか?

 最後にもう一つ。”働く”と言う言い方をします。人が動くと書いて働くです。”はたらく”、はたをらくにする(端を楽にする)とも言います。つまり改善活動などは、ムダを省いて工数削減やコスト削減などを行うことを言いますが、これにより自分の仕事が楽になるし、一緒に働いている人達も楽になります。また会社もムダが無くなり、利益が増えると経営が楽になります。また、新人教育は手間と時間がかかりますが、一人前にまで育てると自分の仕事を任せることが出来るし、他のメンバーも楽になります。

 はたをらくにする仕事、やれているでしょうか?


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