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#208 語るなら、理想を語るー地域の人事部で叶える「地域企業の理想」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、これからの働き方や地域のあり方について、ゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。


語るなら、理想を語ろう

いまですね、「語るなら、理想を語ろう」ということで、昨日は「人口減少時代に地域企業を救う2つのこと」」ということで、これまでいろいろお話してきたことについてお話しました。

僕は新潟に住んでますけど、今後、人口減少が進むと、地域の企業が人材不足で困ることになります。多分、数年のうちですかね。早ければ5年後ぐらい。

で、その問題を解決するためには、一言で言えば「DX」と、「地域外の人たちとつながる」こと……つまり、いままで関わりがなかった人たちと仕事をしていくという、選択肢はこの2つかな? ということですね。

なので、地方企業のDX、そして、複業をはじめとした、地域外の人たちとつながって仕事ができるようにすることが、今後必要だよね、っていうことです。

地方だけの話ではなく、都市部の課題も

このような話をすると、「地方企業だけの話」だと思われるかもしれませんが、いま、こういった取り組みをしていることもあって、都市部の企業の方々と話す機会も多いんです。

お話を伺うと、都市部の企業は都市部の企業で、人材育成に課題を感じているようですね。何を課題として感じているのかというと、いまは、以前と違って先行きが不透明な社会の中で、各企業では、今までのように、同じことをずっとやっていれば、定年まで働けるという環境ではなくなってきているし、今後どうなっていくのかよくわからないという環境です。

など、それぞれの社員のみなさんが、自身のキャリアを生かして、自立をし、選択できるように育てていけるといいな、と思っている企業が、大企業を中心に増えているようです。

このように考えたとき、地域というのは学びの場、成長の場として、都市部の企業の人たちが、人材を育成するために往来できないのか。そして、地域の課題を解決できないのか。そういったことに関心を持っている企業も多いようです。

なので、地域の課題を解決するということは、都市部の企業の人たちの課題も解決するということでもあるから、表裏一体と思っていただいていいんじゃないかなと思います。

今日は「地域企業の理想」を語ります

さて、「語るなら、理想を語る」ということで、今日は、地域企業の理想について話してみたいと思います。

地域の企業が「こうなっていたら理想だよな」という姿があるとすれば……

話は少し変わりますが、僕は、いろんあ企画を考えたりするときには、できるだけ具体的な人のイメージを作るようにしています。

ここでいう、具体的な人を想定するならば、「地域企業の経営者」にしようかな。社員が10人ぐらいの、地域企業の経営者の方が、いままでだったら、地域の中で人を採用して経営をしていました。けれども、人材の採用が難しくなってきて、「どうしようかな」と困っている。

このような企業の経営者の方が、僕がいま、取り組んでいることを実践し、広がることによって、「何を言ってほしいか」と考えると……

「うちのビジネス、結構広がったんですよね」って言ってほしい

いままでだったら、地域の中だけで人を雇用していました。けれども、地域内外の人材を雇用し、つながることによって、今までなら得られなかった知見や、スキル、人とのつながりができます。

これらによって、「うちのビジネス、結構広がったんですよね」って、地域の企業の経営者から言われたら嬉しいなぁと思いますね。

もちろん、すぐに人材不足の問題は解決しないかもしれない。けれども、地域内外の人たちとつながることによって、いままででは考えられなかったビジネスの機会が生まれています。

あとは、業務が効率化されたりしてね。「なんでいままで、あんな面倒くさいことしてたんだろうね」ということに気づいたり。このようなところに、企業の成長ってあると思うんです。

このようなことが、地域の企業で起きるといいなぁ……っていうのが、僕の理想かな。

この理想が起こるのは、最初は数社かもしれませんが、じわりじわりと広がって、いろんな企業の中で、地域の内外の人たちとの接点ができて、それが普通になっている……まで求めていいのかな。そこまで、理想にしていいのかな。わかんないけど。

少なからず、仕事を通じた人のつながり、人の往来が生まれていること。これが、地域の企業視点における、僕の理想かな。

というわけで、今日の話は「語るなら、理想を語ろう」ということで、僕がいま取り組んでいることによって、「地域の企業に、どんなことが起きるのか」――その理想についてお話ししてみました。じゃあ、今日の話はこれで終わります。じゃあね、バイバ~イ!

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