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#127 地域の人事部の話をしたら、理想を再定義したくなった

竹内義晴です。この番組は組織づくりやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといったこれからの働き方についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。


兵庫県におります!

今ですね、兵庫県におります。兵庫県にいるのは、昨日の夜に僕が経営しているしごとのみらいのオフ会があったからです。

今日は、知人と奈良に行く予定です。奈良でコワーキングスペースをやっていらっしゃる方といろいろお話をするということになっております。

昨日は「地域の人事部の理想」についてお話ししました。

昨日はですね、雑談だったんですよね。雑談というのは、ここ何日か話してきた「地域の人事部」に関して、「もしも僕が、地域の人事部的なことをやるとしたら……」みたいな感じで、理想を話してみよう! という内容でした。全然まとまってはいませんでしたが、理想を洗い出してみた、みたいな感じでした。

改めて「理想って、大事だな」と思った

昨日ですね、理想について雑談的に洗い出してみて、改めて「理想って大事だな」って思ったんですよね。

理想っていうのは、それが5年後なのか、10年後なのか、30年後なのかわかりませんが、「こうなってたらいいよな」っていう理想。その理想をちゃんと言語化する。そして、定義しておく。

定義っていうのは、やっていくと変わっていくものなので、途中で変えてもいいと思います。だけど、現時点での理想を改めて定義しておきたい、考えておきたい、みたいに思ったんですよね。

語るなら、理想を語りたい

「こうしたい!」ということについて語るときに、課題感から語ってもいいとは思うんです。課題感っていうのは「人口減少がやばくて、人がどんどん減っていって、今後、地方の企業がやばくなるよね」みたいな話です。それも大事ではあるんです。

でも、「これは問題だ!」だけではなく、「こうしていきたい!」という理想を定義しておきたいなと改めて思ったんです。

※テキストのみ:なぜなら、理想を描いたほうが、自分自身も、周囲に伝えるメッセージも、前向きになれると思うからです。

どこから理想を考え始めるか?

理想を考えるにあたり、「どこから考えようかな?」って思ったとき、「いくつかの視点があるな」って思ったんですよね。

というのも、「地域の人事部」的な取り組みに関しては、僕自身、「いろんな位置づけの関わりがあるよな」と思っています。

ここでいう、「いろんな位置づけの関わり」とは、「竹内個人」というのもあるし、「しごとのみらい」というのもあるし、「サイボウズ」というのもある。

いま挙げた3つに関して、いま現在、この番組でお話ししているのは、個人の考えについて話していることが多いな、と。

ですが、将来的には、さまざまな組織だったり、さまざまな人たちの手も借りながら形にしていければいいなと思っています。

思考の入口となるビジョン

その、トップビジョンっていうんですかね、「そもそも、何のためにそれをやるのか?」みたいなところを、「どこに置くか」……というよりは、「どこから考え始めるか」……つまり、思考の入り口をどこにするか? ということを考えたとき、「どこにしようかな」と。

「どこにしようかな」っていうのは、たとえば、サイボウズだったら、サイボウズのビジョンというか、パーバスは「チームワークあふれる社会を創る」というのがパーバスであり、理想なんですよね。

同様に、しごとのみらいパーパスは、「一人ひとりの「楽しい」で、しごとのみらいを創る」なんです。

これらの理想で表現されているものって、ちょっと違うっちゃ違うんですよね。サイボウズの場合は、いかにチームを作るか、チームワークあふれる社会にするかっていう観点だし、しごとのみらいの場合は、どちらかというと一人ひとりの仕事の楽しさにフォーカスしています。

それぞれの理想自体には、それぞれが大切なものですが、地域の人事部的な取り組みに関して、改めて理想的な状態を考えはじめるために、その入り口としては「どちらがいいんだろうな~」って思ったとき、感覚的には、サイボウズのビジョンのほうが、思考の入口としてはいいのかな? と思ったんです。

なぜならば、「地域の人事部」的な取り組みをしようと思う時、テーマは、「一人ひとり」というよりも、「社会の課題」です。人口減少みたいな大きな社会課題に対して、理想を考えようとするとき、何か、ビジョン的なものを置くのであれば、サイボウズの「チームワークあふれる社会を創る」という、「個」というよりは、社会的な「大きな視点」から考え始めたほうが、たぶん考えやすいかもしれないな、と。

でも、最終的に落とし込んでいくと、行き着くところは「個人の幸せ」になってくるから その時にはしごとのみらいの「一人ひとりの「楽しい」~」という視点も入れていくといいかもしれないな……っていうのが、いま、現時点で僕の中に生じている感覚です。

これが正しいのかどうかってのは、よくわかりません。でも、思考の入り口としては、「チームワークあふれる社会を創る」から考え始めてみようかなと思いました。

ちなみに、僕の、サイボウズの中での業務

ちなみに、僕の、サイボウズの中の業務は、いま2つあるんですよね。

1つは サイボウズ式というオウンドメディアがあって、その企画とか、記事作りとかを行っています。いわゆる、マーケティングと呼ばれる業務ですね。マーケティング本部という部署で、企業のブランディングという業務を行っています。

もう1つは ソーシャルデザインラボというチームで兼務しています。ソーシャルデザインラボは、言ってみれば、社会課題を実験的に取り組んでいくチームですね。社会で起こっている課題に対して、何らかのデザインをし、コトを起こしていく。そういった取り組みをするチームにも所属しています。

ここでお話ししている「地域の課題」については、ソーシャルデザインラボの中で取り組んでいるんですよね。なので、その観点で、理想というのを改めて再定義してみたいと、現時点では思っています。

今日はこれで終わりにしたいと思いますが、明日、改めてソーシャルデザインラボについてお話ししたいと思います。

というわけで 今日の話はこれで終わりにしたいと思います。バイバ~イ!

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