雑誌「per-verse」を発刊しようと思う-『葬送のフリーレン』の感想文
「per-verse」とは、ひねくれたという意味の英単語だ。近い言葉を挙げるとすると、あまのじゃくとか逆張りだろうか。
子どものころから、僕はあまのじゃくだった。最も多感だった中学生時代には、自分の悩みが特別なものだと思いたくて周りの知らない音楽を探して聴いていた。「同じ音楽で救われたくない」と思っていた。よくあるはしかのような体験だけど、僕にとってあまのじゃくであることは生存戦略であったし、いまの考え方を形成するのにかなり大きな影響を与えている。悪いことばかりではない。企