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句と人間性は一致しない 俳句沼への入り口 2021年9月30日

 おはようございます。自称「深みにはまる女」神垣です。

 もう、やめられないとまらない・・・

 俳句を始めて5年になります。
 地元の結社で、月に一度の句会に参加しています。

 見よう見まねで始めて、歳時記さえまともに読まずに
 句作をしていましたが、
 それではいつまでたっても成長はない、と気づきました。

 こういうときは量をこなすしかない! 
 と下手なりにとにかく数多く句作し、
 整えて、選ぶ(捨てるとも言う)。
 こんな作業を1年余り続けているうちに、
 句作が面白くなってきました。

 そうすると欲が出てきて、
 所属する結社とは違う世界も覗いてみたくなるもので……。

 ClubhouseやFacebookの俳句グループに加わり、
 他流試合よろしく、結社では決して詠まないような句を
 詠んでは楽しんでいます。

 俳句になじむほどに知った事象があります。
「句と人間性は(必ずしも)一致しない」という事実。

 すごく好きな句も、詠んだ本人と気が合うとは限らず
 むしろ、苦手なタイプの人が詠んだ句に限って
 良い! 好き! と思ってしまうこともある……。

 こんなアンビバレンツな感じがたまりません。

 そして、17文字で完結する俳句の世界は
 今のわたしにはとても自由で刺激的。

 どんどん深みにはまっております。


(2021年9月30日 VOL.3881 配信 メールマガジン あとがきより)


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