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飼い主の不安は犬へと波及する!?
こんにちは。げーしーです。
ここ最近暑いですねー!北海道でも中々暑い日が続いておりましてじっとしていてもじんわりと汗をかいてしまうほどに暑くなってきました。
ただ、今年こそはクーラーを使わずに過ごしてやろうと思っています!
どうでも良い宣言でした。笑
今日はわんちゃんについての論文なんですが、僕たち人間からの影響を調べた論文の紹介です。
今回はこちらから。
Evaluation of mediating and moderating effects on the relationship between owners’ and dogs’ anxiety: A tool to understand a complex problem
こちらは飼い主の不安強度とその飼い犬に対するストレスを調べたものになります。
ワンちゃんのストレスは様々な要因から発生します。気温や湿度などの気候の変化や、お客さんが来た時などの環境の変化。引っ越しや旅行など慣れないイベントもストレスの要因になります。
今回の研究では、飼い主の特性不安との関連を主に調べるものでした。
ちなみに特性不安とは
”ストレスがかかった際に不安な状態になる傾向のことを言い、特性不安が高い場合、ストレスがかかると「いつも」不安になりやすい。”
を言います。
結果をいうと、飼い主の特性不安があるとその飼い犬も不安の感情が出るという事、さらには自分のペットに過保護になりすぎて不安の気持ちが募ると飼い犬も不安になるという事でした。
▲心配しすぎは良くない??
要するに心配しすぎて飼い犬の前でオロオロしてしまうとその不安が伝播してワンちゃんも困ってしまうみたいですね。
過去にも似たよな論文で神経質な飼い主の猫は相対的に神経質になりやすいという論文もちらっと見たことがあるので犬も共通しているんだなと思いました。(いつ頃発表されてどんな内容かは覚えていません、すいません🥲)
これ、言われてみたら確かに思い当たる節は結構あるんですよね。
検査をしても問題ないけど、オーナーが気になりすぎて何回も病院にきてしまいそのストレスでペットにも影響が出るという感じで。
ただ、これって診察するのめちゃくちゃ難しいんですよ😓
こちらとしては病気を見逃す訳にはいかないので色々とやるんですが、原因が中々見つからずにドツボにハマっていく・・・。
しかし、ストレスで体調を崩しているというのに対してストレスですねっていうのは自分的にはかなり勇気のいる診断なんです。だって本当に病気が隠れていたら大変ですからね。
ただ、心配しすぎないで楽観的すぎると後々取り返しがつかないことになってしまうってのもあるある何ですよ😭
このちょうど良い塩梅を伝えるのが難しいんです。
▲ではどうすれば良いの?
一つは普段からなるべく明るくペットに接する事が大事になるのかなと思います。ペットにとっては一番接している関係が飼い主なのでその人がいつもイライラしていたり、悲しい顔をしていると不安な気持ちになっていしまうというのは今回の研究からも言えます。
二つ目は少し距離を取って接するという事です。何でもかんでも干渉してしまい気にかけているとペットも分離不安になったり、落ち着きがなくなってしまいます。
三つ目は飼い主に病気に対して知識をつけてもらうという事です。
こういった症状だとこの病気が多いよ、とかある程度の知識があればどのタイミングで病院に行けば良いかが明確になります。
なんかこう書いてみると子育てにも通ずるものがあるのかなと勝手に思ってしまいます😓子育てした事ないのでわかりませんが・・・。
「もしかしたら気にしすぎなのかな?」と思ったら気を付けてみるといいかも知れませんね。
しかし、以前こちらでも記事にしたように何となく調子が悪いと感じても病院に行ってください!↓
ダブルスタンス的な事言ってると思いますが、これが大切な事なんです😭
心配なら一度病院に行ってしっかり調べてもらいスッキリさせるのも一つです。
今回はかなりふわっとした着地になってしまいましたが、この記事が皆さんの考え方に少しでもプラスになれば良いなと思います。
もう少し上手く伝わる文章を書けたら良いなと痛感している次第です😫
では。♪(´ε` )
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