うつ病での闘病記(闘病生活が始まるも・・・)
うつ病の診断を受けて9年。現在も通院と服薬での治療中ですが、これまでの経過などを書き留めておこうと思っています。今回は精神科を受診し、闘病が始まって数日後のことについて書いてみました。外野は黙っててくれ。
診察室で、これまでの経緯を長々と伝え、「とにかく辛い」「会社に行きたくない」「消えてしまいたい」と必死で訴えたにも関わらず、主治医からのアッサリ対応にポカ~ンとした日から、いよいよ闘病が始まりました。
(注) 初受診時の詳細は「精神科への初受診」の記事をご参照ください。
https://note.com/shigeruito/n/n4d4d2b934587
晴れて(?)堂々と会社を休めることになった私ですが、取り立てて「やること」がありません。そもそも布団から出たくないし、洗顔も着替えも、やりたくありませんでした。食欲だけはありましたが・・・。(苦笑)
遅い朝食後は、特に観たくもないテレビを点けてぼんやり見ている。「誰かが映ってて何か喋ってるなあ」こんな感じでした。
「とにかく仕事を休め」「家で休んでたら絶対に良くなる!」って主治医から言われたんだから仕方ないよな、なんて思っていました。
その一方で、特に申し送りもせずに突然、休職になったので、「あの仕事、どうなっちゃうんだろう」「誰が引き継ぐんだろう」「上手く回っていくかな」「無責任なヤツって思われてるだろうな」「今までに築いた信頼も一瞬でガタガタだな」という思いが頭の中を駆け巡っていました。
それに、「妻や子供たちにも顔向けできないな」「ダメな旦那、ダメな父親だな」「恥ずかしくて近所も歩けないわ」とも思っていました。
頭の中が色んな事でフル回転していて、でも全然まとまらなくて、困っててイライラがつのる。悲しさもあり、消えてしまいたいとも思っていました。
で、何もできずにボーッとしていると携帯が鳴り、ビクッとします。
会社からの電話です。ドキドキです。上司ではなく、私より少し年上の同僚でした。
この仕事はどこまで進んでる? この資料はどこにある? どんな方針で検討していったらいいの? などなど、とにかく「質問攻め」に遭いました。
今なら「それは全て上司に聞いてくれ」「一担当者が電話してこないでくれ」と突っぱねられますが、無駄に責任感が強かった当時の私は逐一、丁寧に伝えるようにしていました。 どっと疲れました。ヤメテクレ!
さらには、「シゲのせいで仕事が大変なことになってる!」「特に俺が大変!」などと愚痴まで言われました。そして、色々なことをさんざん言われた後、致命的な一撃が彼の口から飛んできます。
「うつ病ってどうなっちゃうの」「そんなに大変なの?」「休めていいな」
この件で、彼のことが一生、許せない存在になりました。心配してるフリをして、病状などを興味本位で聞いてくるヤツです。性根が腐っとる。
外野は黙っとれ! 心の底からそう思いました。
初診からの数日で、こんなこともありながら、闘病生活を送っていくことになったのでした。続きはまた、他の記事でお伝えします。
今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
闘病記、これはほんの一部です。これからも書いていこうと思っています。何らかの参考になれば嬉しいです。 See You!