うつ病での闘病記(A型事業所でも・・・)

うつ病の診断を受けて9年。現在も通院と服薬での治療中ですが、これまでの経過などを書き留めておこうと思います。今回は、現在利用中のA型事業所での(私の)状況について書いてみました。
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(参考)
A型事業所、正しくは「就労継続支援A型事業所」という名称の福祉サービスの一種で、何らの障がいや難病を持っていて、一般企業での就労が難しい人が、一定の支援を受けながら利用する職場です。事業所と雇用契約を結んだ上で就労するので、基本的には最低賃金の給料がもらえます。
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病気を発症して以降、天職とも思える仕事をしていた会社を休職し、復職するも再発して再休職し、最終的には退職勧奨を受け退職しました。休職期間にリワーク支援プログラム(*1)を修了しましたが、復職は叶いませんでした。 (*1) 目的・内容などは別のブログで書く予定です。
退職後、本格的に再就労を目指すべく約1年半、リワークデイケア(*2)に通所しました。その後、障がい者枠で一般企業に再就職しましたが、数か月後に再発して休職してしまいました。 (*2) これも別のブログで書く予定です。
この企業では曲がりながらも2年間、勤められ、知人から紹介された企業に転職しました。が、半年ほどで再発、休職・復職するも退職。次の企業でも、その次の企業でも長続きしませんでした。

「今の自分では一般企業には適応できないのかも」「別の形での就労を考えたほうがよいのでは」と思い、リワーク友達に相談しました。すると「私はA型事業所で働いてますが、シゲさんの状態なら適応できると思います」と答えてもらえました。その後、ハローワークに出向いて相談しました。担当の方がとても親切で、自宅周辺の事業所の情報や利用までの手続きなどを教えてくださいました。諸々の手続き(意外と面倒で時間も掛かる。)を終え、いよいよA型事業所へ行くことにしました。

事業所の担当者から、所内見学、仕事内容などの説明を受け、いざ、仕事を始めます。が、全然、馴染めない! 事業所の雰囲気、特に他の利用者に。
コミュニケーションが上手く取れない方、やたらと話し掛けてくる方、文句ばかり言ってる方、仕事(作業)が全く進められない方、よそ見ばかりして作業を進めない方などが居られました。中には、ただ座ってうつ向いてるだけの方までも。
「こんな人たちと俺は一緒なの?」「俺のほうが早くて品質が良いものを作ってるのに、賃金は一緒?」「俺は、こんな所でしか働けないのか」なんて考えが頭をグルグル巡り、ストレス過多で「仕事に行きたくない病」が再発し、休職してしまっている状況です。
「俺、A型事業所でさえも働けないんだ」こんな気持ちでいっぱいになりました。

この後、初めての入院を経験するほどになってしまうのですが、今は、少しは快方に向かっている感じがしています。 今後は「他人は他人、自分は自分」と割り切れるように、徐々に慣らしていこうと思っています。
「ま、いっか」「これでいいのだ」「なるようになる」「いい加減が いい加減」です。

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
闘病記、これはほんの一部です。これからも書いていこうと思っています。何らかの参考になれば嬉しいです。

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