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省エネ改修助成金、再降臨

写真は、2023年2月に二重窓のリフォームをした際の完成後の写真です。
もともとあったアルミサッシの内側に新たに窓枠が設置され、樹脂製サッシが増設されています。

一時期テレビや新聞、Web 媒体などで報道が出たりして盛り上がった先進的窓リノベ事業をはじめとする省エネ改修助成金、マスコミの力はすさまじく、あっという間に予定枠を使い切ってしまったのは記憶に新しいところです。

その省エネ改修助成金、なんと令和5年度補正予算に盛り込まれておりまして、再降臨と相成りました!

二重窓って、やる前は「本当に効くのかなー」という感じでしたが、実際やってみると効果を実感しますし、快適な部屋でQOLも上がりました(個人の感想です)。

オンライン会議初頭のアイスブレイク、「寒くなりましたねー」という会話から始まることも多いこの時節ですが、私は二重窓のおかげで寒さを感じていないので、そのアイスブレイクが全くピンときません。なのでアイスブレイクにもかかわらず「そうですか?全くそんな風には思いませんが」みたいなマジレスをしてしまって場を寒くしてしまうのですが、ほんとうにそのくらい外の温度が暑いのか寒いのかがわからなくなります。

聞いた話では、「冬の温かさの6割が窓から逃げていき、夏の暑さは7割が窓から入ってくる」とのことだそうです。

助成金の詳細は経済産業省の HP などから入手できます。実際この助成金は経産省、環境省、国交省の3省が実施する施策なのですが、それらが一覧できる資料がありますのでリンクを貼っておきます。

https://www.meti.go.jp/press/2023/11/20231110004/3r20231110004-1.pdf

二重窓以外にも、給湯器の交換、高断熱浴槽への交換などの助成もあります。

また、条件が複雑ですが、所得税の特別控除が受けられる可能性もあります。

我が家ではリビング、書斎、寝室 x 2 の内窓の増設を行い、施工時間は約2時間ほどでした。
費用としては全体の費用が約47万円、国からの助成金が約23万円ということで、約半額で内窓の増設リフォームができたことになります。ちなみに私は都の助成金は申請しませんでした。

内窓設置の際の注意点としては、

  • 一旦費用全額を支払い、数か月後に助成金が施工業者から振り込まれる形態なので、最初に費用全額を用立てないといけない

  • 既存の窓や窓周辺の形状によっては、「ふかし枠」という枠を増設しないといけない。その費用は別途かかる

  • (あたりまえですが)窓の開け閉めの際に2枚開け閉めしないといけない

  • 賃貸住宅の場合は難しい(やるなら大家さんがやるべき話)

といったところでしょうか。

電気ガス代の節約のみならず、ご自宅の資産価値の向上も期待できる省エネ改修、快適なお部屋でQoLも上がります。ぜひご検討いただいてはいかがでしょうか?

※ 私はリフォーム業者や記事内の各省庁からこの記事執筆に際して報酬等は得ておらず、中立の立場となります。


駆け出し FP としてライフプランニングのお手伝いをしております。ご興味ありましたら是非!

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