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中高生のための就職ガイダンス「あいさつ」

あいさつ
 
就活では、多くの人に出会います。
特に初対面での第一印象は、外見のほかに、あいさつも大事な要素です。

「言葉は立居を表し、行儀作法は人を造る」と言います。
人の心に最もハッキリと訴えるのは、「目で見る”もの”」と「耳に聞える”おと”」です。
その2つが、人の心にいろいろな反応を起こさせます。
 
従って、「目で見られる態度」と「耳で聞かれる言葉」には、特に注意が必用です。
醜い態度や、いやな言葉が、相手に不快感を与えると同様に、快い態度と節度ある言葉は、相手によい印象を与えます。
 
しかし、相手によい印象を与える態度や言葉使いは、一朝一夕で身につくものではありません。

あいさつは習慣です。
家族間で交わす、朝の「おはよ~」から、就寝前の「おやすみ~」まで、日々の、気を込めた小さな行動の積み重ねが、いつしか習慣となって身に付くのです。

今日の自分が明日の自分を創ります。
「年々歳々 人同じからず」とはそういうことです。
人間の成長とは、そういう毎日の小さな行動の積み重ねです。
そして、その結果が、基本的生活習慣というカテゴリで評価されます。

なかでも、あいさつは、コミュニケーションの原点でもあります。
ひとつのあいさつを覚えれば、他のあいさつもできるようになります。
一度あいさつを交わせば、後は自然にあいさつできるようになります。
 
人との出会いでは、最初のきっかけが大事です。
あいさつのできる人は、あいさつをされる人になります。
「信頼は、あいさつの言葉から生まれる」と言っても過言ではありません。
 
これまでにも触れましたが、次の様なあいさつ言葉が、自然な言葉として使えるようにしてください。
 
「おはようございます」
「ありがとうございます」
「失礼します」
「すみません」
「いらっしゃいませ」
 
多くの企業で、頭文字から『おあしす運動』と名付けた、あいさつの励行運動を実施しています。

特に、コミュニケーション能力が問われる就活では、言葉だけでなく、「動作を含めたあいさつ」を身に付けることが大事です。
基本的な動作は、相手に自分の正面を向けて、両手は指を伸ばして体の両脇に置き、軽く会釈をするといった事です。
 
「普通のあいさつが、普通にできる」ことは、社会人の基本レベルです。
その上で、就活用の挨拶を学習してください。
何もやらないよりは、準備をした方がベターであることは確かです。
 
採用試験の相手は、人を見る目を持った方々です。
付け焼刃では通用しません。
その日に備えて、日常から意識して行動してください。
「備えあれば憂いなし」です。
 
私の場合は、備えあってもお金なしです、トホホホ・・・???

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