カメラ投資の価値は?

2020年の夏、久しぶりにカメラ市場に話題が集まっている。8Kで注目のキャノンのEOSR 5の発表が近づく中、他のメーカの動きにも期待が集まる。しかしスマホ普及に伴い一眼カメラの市場は、下降し続けている。今後は、プロ向けのハイスペックで高価な商品が一眼の中心になっていくと予想されていくなか、現在数十万円のカメラを数年毎に替えるスタイルがプロの主流になっている。フリーランスや小規模事業者がやるスタイルとしては危険すぎる。正直恐ろしい時代だと思う。

スチールカメラマンも、動画を撮ることが増え、PCや照明、動画用の三脚など、その投資も安くはない。今年はコロナの影響で給付金で余裕のある人は、そこから予算を捻出する人もいると思う。

これから第2波も予想されるなかニューノーマルな時代に突入し、対面での撮影が必要とされる現場はますます不利になり、景気の影響も考えると市場が戻るのは、
まだまだ先である。

カメラマンの分野は、ますます価格競争の中に入っていく。機材や技術だけでは、価格競争には勝てないと、感じている人は、どれだけいるんだろう。

カメラや画像はツールであり、そこから生み出す価値こそがプロの見せ所。その問いを実践していきたいし、発信していきたい!




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