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2月13日 すべての時間と体験が学びにつながる

長野県白馬村に来ている。

ここ数年来、年に一度は訪れており、毎回同じ宿にお世話になっていたが、今回は趣向を変えて違う宿にしてみた。
泊まってみればどこもいい宿だ。この時期なのでそれなりに工夫をして安全対策を施し、がんばって営業している。
応援したい。だからこそ、こんな時期でも安全を考慮して泊まりに来るのだ。
これが自分流の応援。
経済はもちろん、自分の生活も愉しみも止めない。

新調した板は2日目を迎えた。
朝、簡易ワックスを塗り、担いでゲレンデに向かった。
徒歩5分と言われているが、ブーツを履いて板を担いで歩けばもう少しかかる。
朝から天気もよく気温も高めなので、これだけで軽く汗をかいた。
ちょっとした準備運動だ。


昨日の気づきを基に滑ってみた。
気づきが確かなことを確認する。大丈夫だ。良い滑りにつながっている。

昨日は最後にやや上の方から1000mほどを滑り降りてきた。
しんどかったし、途中で滑りがバラついていた。
周囲の上級者と比べると全然だめだ、と知った。

この日も最後に同じところを滑り降りてきた。
気づきで得たコツのおかげで、昨日よりも楽に滑ることができた感覚があった。
安定感もあった。スピードもコントロールできた。

こうやって慣れていくんだ。

私の仕事は、ビジネススキルを若い人たちに教えること。
そのためには、彼らの気持ちをしる必要があるし、成長のプロセスを知る必要がある。
もちろん自分の若いときの経験で話せることもあるし、書籍から得られることもある。
しかし、生の体験、リアルな事例は必要だと思っている。
自分のスキーの体験は、若い人たちがスキル不足で苦しんでいる状況に近い気持ちと苦悩を体験できる。
受講者の状況を知るために必要なことなのだ。

「うまくできるようになる」という点では、仕事もスキーも一緒。自分のゴルフもそう。
どうしたらうまくできるようになるのか、何がそれを阻害しているのか。
そんなことをわかりやすく伝えるために、今日も自分の体験で学ぶ。

すべての時間と体験が学びにつながる。

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