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何を見ていて、
何を感じて、
何を考えているの。

意識をすると、
何を捉えているのか、
掴みどころがない。

手触り感がないから、
余計に気になってきて、
探し始める。

探すから、
どこにあるのか
知りたくなる。

探せば、探すほど、
広い畑の中の
唯一無二のものを探すように
果てしない大地を駆け巡る。

あれかもしれない、
これかもしれない、
つかんでとってみたものの、
全ては儚く消え去ってしまう。

あるのは、ただいるだけ。
特定できない形を成さない
例えるとエネルギーのようなもの。

ここには、基準となるものは、
何一つとしてない。
言葉にした途端に、
二面性を必要とする。

より形をリアルに
感じるために。

私は、一側面では
成り立たないのである。
反対を感じて初めて、
私が見えてくる。

見えなくても、
私は、いるのである。
いるだけなのである。

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