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料理に対する勘を育てることって大切だと思う

昔一緒に働いていた優秀な後輩が、どうしても料理が上手く作れないのだとぼやいていた。
料理上手だと↓こんな感じで調整できるのです。素晴らしい。

食べることが好きなひとは作ることも上手い。なんてよく聞くと思うが人によると思う。食べるのが好きじゃなくても上手く料理を作れる人はごまんといる。
私の後輩は、食べるのは大好きで美味しいものをたくさん食べてきたけど、自分で作ることはからきしだった。

色々理由はあるが、レシピ通りに作っても好きかどうかは博打のようなもの。(作者のレシピを気に入るとは限らないのである)
ただ、違うと思う味になったとしても何を足し引きしたらいいのかが分からないらしい。

確かに言われてみれば味の要素は色々あり、一発で決まることは少ないのだろう。経験則で上手くなっていくため、簡単には行かないのが常である。試行錯誤の歴史がその人の味を作る歴史なのだ。
そんな中、私が後輩に勧めたのは山本ゆりさんの本だった。

↑これはエッセイ主体だが、普通のレシピ本を彼女に2冊ほどプレゼントした。結婚祝いとしてだが、喜んでもらえた。

ゆりさんのレシピはシンプルだ。甘み、塩気、照り、どれか足りなければ少しずつ足せばいい。

後輩が結婚して10年くらいたつだろうか。
今楽しんで料理してくれているならいいなと思う。

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